■真備緊急治水対策プロジェクト 小田川合流点付替え事業の新しい河道へ通水を開始しました
真備緊急治水対策プロジェクトとして、国・県・市は連携・協力して治水工事を進めています。
このたび国は、小田川と高梁川との合流地点を約4・6キロメートル下流へ付け替え、小田川沿いの地域と倉敷市街地の治水安全度の向上を図る「小田川合流点付替え事業」において、現在の小田川から付け替え後の新たな河道への通水を開始し、事業完成に向けた最終段階となる、高梁川と小田川を分離する締切堤防の工事に取り掛かりました。
この事業の大きな節目に当たり、国と市は、10月29日に柳井原小学校で「小田川合流点付替え通水式」を行い、新河道に通水を開始しました。
◇小田川合流点付替え事業の効果
・洪水時の高梁川の影響が軽減され、小田川の水位が低下する
・小田川合流点を下流に付け替えることにより、酒津地点の水位が低下し、倉敷市街地の氾濫に対する安全性が向上する
◇令和5年度末(6年3月末)の完成を目指し、安全・着実に進めていきます
現在、締切堤防の工事と、新合流点の掘削を行っており、工事全体の進ちょく率は87%(11月1日現在)です。
通水式には、主催者のこやり隆史国土交通大臣政務官、伊東香織倉敷市長をはじめ、来賓として国会議員、県知事、関係市町の首長、中島光浩倉敷市議会議長をはじめとする県・市・町議会の議長・議員、行政関係者、内藤智柳井原小田川放流対策協議会委員長をはじめとする地元関係者など約350人が出席しました。
小田川合流点付替え事業のイメージ図は、本紙3ページをご覧ください。
問合せ:国土交通省高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所
【電話】697-1020
<この記事についてアンケートにご協力ください。>