「入居権を譲ってほしい」高齢者を狙った詐欺電話に注意!
実在する企業名などを名乗り「高齢者施設の入居権を譲ってあげてほしい」などと持ち掛ける不審な電話が報告されています。このような電話は詐欺です。相手にせず、すぐに電話を切りましょう。
■事例1
介護施設運営会社を名乗る人物から「あなたには介護施設の入居権がある。不要なら譲ってあげてほしい」と言われ承諾した。後日、弁護士を名乗る人物から「名義貸しは犯罪だ。違反金600万円を支払わないと逮捕される」と脅された。
■事例2
ハウスメーカーを名乗る人物から「あなたは新しくできた老人ホームに入居できる権利がある。あなたの入居権を他の人に譲ってもいいですか」と聞かれたので承諾した。その後「権利を譲るために費用を一度払ってもらわないといけない。200万円振り込んでください」と要求された。
■アドバイス
少し話を聞いてしまうと、さまざまな口実で金銭を要求されます。一度支払ってしまうと取り戻すことは困難です。不安に感じても話をうのみにせず、絶対にお金を払わないでください。
・相手にせず、すぐに電話を切る。
・やりとりをしてしまっても、絶対にお金を払わない。
・疑問や不安を感じたら、家族や消費生活センターに相談する。
問合せ:本庁消費生活センター
【電話】426-3115
(相談専用・来所する場合は予約優先)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>