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《特集4》時代の荒波を越えて安心と成長を力強く進める予算〔令和5年度当初予算〕(1)

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岡山県倉敷市

令和5年度当初予算は、コロナ禍から社会経済活動が緩やかに回復しつつある一方、エネルギーや食料価格の高騰など、市民生活や地域経済にとって厳しい状況が続いている中で「時代の荒波を越えて安心と成長を力強く進める予算」と位置付けて予算編成を行いました。
市としては、真備地区復興計画に基づく事業、地方創生への取り組みである「倉敷みらい創生戦略」および「高梁川流域圏成長戦略ビジョン」に掲げた事業、市長公約関連事業、都市・生活基盤等整備事業を重点的に取り組む事業とし、財源の重点的な配分を行うこととしています。
※表やグラフ、本文中の金額などは概数であり、表示単位の端数処理の関係で合計などが一致しない場合があります。

市民1人当たりの予算額:42.3万円
※一般会計、令和4年12月末現在の人口で試算

■会計別当初予算
令和5年度当初予算額は、一般会計が2,022億円で、前年度当初予算額と比較すると108億円、率にして5.7%の増加となっています。

◇一般会計…2,022億3,400万円
福祉、道路・公園、教育など、市が行う仕事の中心となる会計

◇特別会計…992億7,000万円
特定の収入を特定の支出に充てる会計
・国民健康保険事業…461億400万円
・介護保険事業…457億5,200万円
・母子父子寡婦福祉資金貸付…1億200万円
・後期高齢者医療事業…73億1,200万円

◇財産区会計…4,500万円
市町村から独立して、所有している財産の管理や処分ができる、特別な地方公共団体の会計

◇企業会計…1,188億6,200万円
事業によって得られる収入で支出を賄う独立採算の会計
・下水道事業…319億7,000万円
・水道事業…158億9,100万円
・市民病院事業…49億8,100万円
・モーターボート競走事業…660億2,000万円

◇全会計合計…4,204億1,100万円

■一般会計 歳入
市税については、個人市民税の増額が見込まれることに加え、家屋の新増築の増加や、企業の設備投資が引き続き堅調であることから、前年度予算と比べ20・3億円の増収となる見込みです。依存財源その他については、地方消費税交付金の増などにより、18・4億円の増額を見込んでいます。地方交付税と、その代替財源である臨時財政対策債は29・0億円の減額を見込んでいます。市債については、庁舎等再編整備事業費や中央斎場整備事業費、農林水産施設整備事業費の増などにより、70・5億円増額しています。繰入金については、財政調整基金が35・4億円で前年度当初予算と比べ5・1億円増額。また、減債基金などの繰り入れの増などにより、全体で7・7億円の増額となっています。

◇歳入の状況〔2,022億3,400万円〕

◇市債残高

※令和3年度までは年度末現在高。4年度は2月補正後、5年度は当初予算後現在高。( )は臨時財政対策債を除いた市債残高
※臨時財政対策債は、国の地方交付税の代替財源として市債を発行するもので、返済額の全てが後年度の地方交付税で措置されるため、市の実質的な負債にはなりません。

◇市税収入

※令和3年度までは決算額。4年度は2月補正後の額、5年度は当初予算額

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