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ほのぼの家族No.303 再出発を応援する!

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岡山県倉敷市

祖母:保護司の玉井さんが来られていたけど、どんな話だったの。
祖父:「保護観察中の人や刑を終えて出所した人の生活を見守ったり相談に乗ったりしているんだけど、再び罪を犯す人もいる」という話だったんじゃ。
真理:どうしてそうなるのかな?
父:周りに根強い偏見があるから、仕事や住まいが見つからず、同じ失敗を繰り返してしまうんだろうな。
祖父:保護司の研修会で、罪を犯した人を雇っている「協力雇用主」さんや、宿泊場所や食事を提供している「更生保護施設」の職員さんのお話を聞かれたそうじゃ。
真理:どんな感想を持たれてた?
祖父:雇用主さんや施設の職員さんが、その人のやり直したい気持ちに寄り添って、仕事や生活全般にわたって支援している姿に、感心されたそうじゃ。
祖母:保護司の他にも、親身になって社会復帰を手助けしている人がおられるのね。
母:罪をしっかり償って、やり直そうとしている人に対して、いつまでも偏見を持ってちゃいけないわね。
父:仕事や住まいが見つかるように、周囲の人々の理解と協力も大切なんだよな。
祖母:そうよね。私たちの意識も、変えていかないとね。
祖父:再出発しようとする人を、みんなの力で支えていきたいのう。

※ご感想などは、本庁人権推進室【電話】426-3255へ。

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