倉敷マスターを紹介

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平成17年度に創設した「倉敷マスターズ制度」は、生きがいを持って社会や地域の中で活躍している80歳以上の高齢者を募集し、他の高齢者の手本として元気を与える存在となるよう、「倉敷マスター」の称号を贈り、広く紹介するものです。令和5年度は4人が認定されました。
※50音順。年齢は1月1日における満年齢

■杉田侑次さん(85歳)倉敷地区
約13年前に結成されたコーラスグループ「歌声あざみ」に結成当初から参加し、現在は代表者として積極的に運営に携わっている。会には、市内の60歳代から90歳代が参加しており、地域の交流の場となっている。倉敷南公民館の文化祭では歌を披露するだけでなく、見ている人のために歌詞カードを自ら作成・配布するなど、参加者全員が楽しめる工夫をしている。

■富崎義雄さん(82歳)真備地区
70年以上前から続けている将棋の経験を生かし、約40年前に公民館や小学校で将棋クラブを立ち上げた。また、約30年前から中島憩の家、約5年前からは玉島憩の家で、将棋の普及・指導活動をボランティアで毎週行っている。さらに、公民館や憩の家での活動に参加できない人のために、自宅を訪問して将棋を指すなど、将棋を通じた交流にも力を入れている。

■西山壽男さん(84歳)玉島地区
30年以上前から現在まで、押山町内会長をはじめ、地域のさまざまな活動に携わっている。平成19年には自主防災会を立ち上げ、現在も会長として避難場所の調整や備蓄品の管理をしている。また、毎日欠かさず公園の清掃と通学路の見守りを行い、地域の活性化に貢献。思いやりの心を持ち、人のために尽くすことが生きがいで、自身も楽しみながら活動している。

■守安繁さん(85歳)倉敷地区
平成16年から9年間、民生委員として活動する中で、閉じこもりがちな高齢者のために、23年に「ふれあいサロン幸町」を立ち上げた。現在も代表者として、参加者が興味を持つ活動内容を考え、運営・調整役を担っている。また、倉敷東学区地区社会福祉協議会の立ち上げにも携わり、10年以上、副会長として活動し、現在も顧問として地域の課題解決に尽力している。

問合せ：本庁健康長寿課
【電話】426-3315