〔特集2〕税の申告はお早めに!(2)

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■軽自動車税種別割
◆4月1日の所有者に課税されます
軽自動車税種別割は4月1日現在で、原動機付自転車、小型特殊自動車、二輪の小型自動車、軽自動車を所有している人に課税されます。4月2日以降に廃車した場合も、その年度分の税金は全額課税されるので、注意してください。車両の譲渡、廃棄などにより所有しなくなった場合は、早めに名義変更または廃車の手続きをしてください。

◆減免制度があります
障がいのある人が軽自動車などを所有する場合、障がいの程度などにより減免を受けられる場合があります。また、家族が所有する軽自動車が該当する場合もあります。なお、今まで減免を受けていた人も、買い替えなどにより車両や車両番号が変更となった場合は再度申請が必要です。

◆軽自動車などの税額(税率)と手続き場所
◇原動機付自転車や総排気量125ccを超えるオートバイなど
手続き場所：
(1)～(3)…本庁税制課【電話】426-3175、児島・玉島・水島の各税務事務所、庄・茶屋町の各支所市民係、船穂支所市民税務係、真備支所市民課税務係
(4)(5)…中国運輸局岡山運輸支局【電話】050-5540-2072

◇三輪以上の軽自動車など
平成27年4月以降に新車登録した車両は現行税率が適用され、27年3月以前に新車登録した車両は旧税率が適用されます。なお、新車登録から13年経過した車両は重課税率が適用されます。
手続き場所：軽自動車検査協会岡山事務所【電話】050-3816-3084

※1…令和5～7年度に新車登録した、電気自動車など排出ガス性能や燃費性能に優れた環境負荷の小さい一定のものは、翌年度分の税率がおおむね75パーセントの割合で軽減される場合があります。詳しくは、問い合わせを。

◆車検時の軽自動車税種別割の納税確認が電子化されました
令和5年1月から軽自動車税納付確認システム(軽JNKS)との連携により、対象車両の納付状況が確認できるようになりました。これにより、車検時に継続検査窓口での納税証明書の提示が原則不要になります(二輪の小型自動車を除く)。
※軽JNKSで納付確認ができるまで一定の時間がかかります。納付後すぐに車検を受ける人は、納税通知書裏面に記載のコンビニや金融機関などで納付し、領収書に添付される納税証明書を継続検査窓口に持参してください。

問合せ：本庁税制課
【電話】426-3175

■確定申告はマイナンバーカードでe-Tax提出を
マイナポータル連携により、各種証明書などのデータを一括取得し、確定申告書の該当項目へ自動入力できます。給与の源泉徴収票をスマホで撮影すると自動で入力でき、青色申告決算書・収支内訳書もスマホで作成できます。

■国税庁ホームページも充実しています
◇税務相談チャットボット
確定申告やインボイス制度などの個人の国税に関する相談を人工知能(AI)が自動回答します。

◇納税に関する総合案内
納税に関する情報や手続きを対象者別に案内。基本的な知識を得るのに便利です。

■税理士会による税の無料相談
日時：2月22日(木)10時～16時
場所：イオンモール倉敷1階ノースコート

問合せ：中国税理士会倉敷支部
【電話】425-7290

■申告時の注意事項(市県民税、所得税・復興特別所得税の共通事項)
・令和6年度の市県民税から、上場株式の配当所得などは所得税と市県民税で異なる課税方式を選択できません。
・ふるさと納税を行い、ワンストップ特例を利用した人が医療費控除などの確定申告をした場合は、ワンストップ特例は無効となるため、確定申告で寄付金控除を受ける必要があります。
・確定申告書第二表の「住民税・事業税に関する事項」欄は、市県民税・事業税の算定に必要な内容です。該当する項目がある人は必ず記入してください。
※特に、配当や株式の譲渡所得の申告で、すでに特別徴収された市県民税額がある場合や、ふるさと納税などの寄付をした場合は、記入した場合のみ控除が受けられます。