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自治体の皆さまへ

3月は自殺対策強化月間

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岡山県倉敷市

■市の自殺者の現状
市の自殺者数は、平成25年~28年は80人前後、近年は60人台で推移していましたが、令和3年は81人、4年は73人と多くの人が自ら命を絶っている現状があります。男女別に見ると、今までは約7割が男性でしたが、4年は男性が約6割、女性が約4割と女性の自殺者の割合が約1割増加しています。年代別では、40歳代の働き盛りや70歳代・80歳代の高齢者の割合が高くなっています。また、若年者の死因の1位は自殺となっており、重大な課題です。自殺の原因・動機は、健康問題が最も多く、次いで経済・生活問題、家庭問題となっています。

■わかちあいの会
大切な人を自死(自殺)で亡くした人が、語り合うことを通して悲しみや苦しみを分かち合い、共に支え合うことを目的として、県が開催しています。
日時:毎月第4(金)13時半~15時半
場所:県備中保健所
内容:オリエンテーション、分かち合い(話し合い)

問合せ:県備中保健所保健課
【電話】434-7057

■自分自身や身近な人の健康を見守りましょう!
自殺には、健康・経済・生活・家庭などのさまざまな問題が関与しています。周囲の人が、自殺を考えている人のサインに気付き、適切に支援することで、自殺の多くは防ぐことができます。身近な人の「眠れていない」「飲酒量が増えた」などの変化を捉え、「何かあった?良かったら話してみて」という声掛けが、命を救う糸口になります。特に3月は、卒業・進学・昇進・転勤など生活の変化に伴いストレスの増える時期でもあり、一年のうちで最も自殺者が増える傾向にあります。周囲の人の変化への気付きが求められます。どう対応したらよいか迷ったときは、気軽に相談してください。

問合せ:
市保健所保健課精神保健係【電話】434-9823
倉敷【電話】434-9822・児島【電話】473-4371・玉島【電話】522-8113・水島【電話】446-1115・真備【電話】698-5111の各保健推進室

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