■県管理の小田川3支川(末政川・高馬川・真谷川)の改良復旧工事が完成
県では、真備緊急治水対策プロジェクトの一環として、堤防の決壊や越水などが起きた県管理の小田川3支川(末政川・高馬川・真谷川)において、再度災害防止を図るため、重点的な堤防整備(かさ上げ・堤防強化など)を進めていましたが、このたび完成しました。平成30年7月豪雨と同等の出水があっても安全に流れます。
◇決壊箇所の復旧
末政川3カ所、高馬川2カ所、真谷川1カ所で堤防が決壊。令和元年6月中旬までに復旧しました。
◇有井橋架け替え
有井橋の架け替えのため、令和3年4月~4年12月の1年9カ月間通行止めをして、工事を実施。末政川の堤防のかさ上げ・強化をするとともに有井橋の陸閘(りっこう)が解消され、増水時の安全度の向上が図られました。
◇水位計・河川監視カメラの設置などのソフト対策も実施
問合せ:備中県民局河川災害対策班
【電話】434-7157
■真備の復興は、さらなる地域の発展に向けた創造期へ
市では、災害からの復旧・復興に向けて平成31年3月に策定した5カ年の真備地区復興計画を基に、被災された皆さまのたゆまぬ努力や多くの皆さまからの復興に向けたご支援をいただきながら、治水工事や生活再建、経済活動の復興などを進めてきました。
今後は、平成30年7月豪雨災害の教訓を生かした防災教育の推進や、全市・全国へのこれまでの被災経験の伝承、そして、復興のシンボルとして、子どもから大人まで多様な世代が楽しめる場や真備の魅力を発信できる場として整備を進めている「まびふれあい公園」などを生かした地域のにぎわい創出、「まきび公園」「金田一耕助」「箭田大塚古墳」などの観光資源や竹・農産物など特産物を活用した地域経済の活性化、各地区のまちづくり推進協議会や各種団体、市民活動団体などが行う活動の支援など、さらなる地域の発展につながる創造期に向けた、災害に強く、魅力あるまちづくりを進めていきます。
・農業を通じた交流促進
・地域のにぎわい創出
・小田川堤防を活用した行事
・被災経験・復興の伝承
・地域資源の魅力発信
・真備・船穂総おどりの再開
問合せ:本庁復興推進室
【電話】426-3460
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