5月は消費者月間~デジタル時代に求められる消費者力とは
今年の消費者月間テーマは「デジタル時代に求められる消費者力とは」です。現代は、ショッピングサイトやネットオークションなどで購入し、クレジットカードなどのキャッシュレス決済で支払うなど、消費生活の中に常にデジタル技術が介在しています。消費生活相談の現場においても、よく確認せずに安易にインターネットやデジタル技術を利用したため、トラブルとなったケースが多く見られます。
・SNSで見た商品広告の印象と価格の安さに引かれて購入したところ、定期購入が条件となっており、解約するのに解約料が必要と言われた
・AI(人工知能)が分析する有価証券取引ツールで確実にもうかると言われ契約したが、手数料を取られただけだった
デジタル技術の利便性が増す一方で、危険性も多様化しています。自立した消費者としてデジタル時代の消費生活を送ることができるよう、次の「消費者力」を身に付けましょう。
(1)デジタルサービスの仕組みやリスクの理解(商品・サービスの内容や契約方法、危険性をよく知る)
(2)批判的思考に基づく的確な判断(簡単に信じ込まず、本質を見抜く)
(3)デジタル技術を活用した情報の収集・発信(適切に情報を収集して、共有する)
問合せ:本庁消費生活センター
【電話】426-3115
(相談専用・来所する場合は予約優先)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>