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〔特集1〕天皇、皇后両陛下が真備地区をご訪問されました

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岡山県倉敷市

5月26日午後、天皇、皇后両陛下が、岡山県で57年ぶりに開催された第74回全国植樹祭の式典にご臨席された後、真備地区をご訪問されました。
両陛下は、沿道に集まった多くの住民の皆さんが日の丸の小旗を振り、横断幕を掲げて奉迎する中、市が整備を進めてきた復興防災公園「まびふれあい公園」に到着され、伊東市長から平成30年7月豪雨災害の被災状況や復興状況、小田川合流点付替え事業の完成について説明を受けられました。
両陛下はその後、被災者・支援者の代表と公園内でご懇談され、被災直後から復興活動に尽力してきた話に何度もうなずかれ、ねぎらいのお言葉をかけられました。
「本当に大変な災害でご苦労されたことでしょう」と私たちを気遣い、寄り添ってくださる両陛下のお言葉やお姿から、私たちは前に向かって進んでいく大きな力を頂きました。

■両陛下のご訪問は大きな励みとなり、まちは多くの笑顔であふれました
・天皇、皇后両陛下はまびふれあい公園(7月3日開園)で、平成30年7月豪雨からの復興状況などについて伊東市長から説明を受けられました。
・両陛下は、復興に尽力してきた被災者や支援者の代表とご懇談されました。
・沿道では住民の皆さんが日の丸の小旗を振り、横断幕を掲げて両陛下をお出迎えしました。
・5月26日午後、御料車(ごりょうしゃ)に乗られた天皇、皇后両陛下は真備支所(真備保健福祉会館)に到着され、伊東市長や中島市議会議長、小野真備支所長から出迎えを受けられました。
・興に向けた地域の思いを横断幕でお伝えしました。
・まびふれあい公園では、伊東市長の説明を受け、天皇陛下から小田川合流点付替え事業についてご質問がありました。「大雨でもこれまでと比べて水位が大幅に低下し安全になりました」とお答えすると、「それは良かったです、安心しました」と大変安堵(あんど)されたご様子でした。また、「復興に向けて何を大切にして取り組んできましたか」とご質問があり、「住民の皆さんの真備に戻りたいという思いをいかに実現していくかを大切にしました」とお答えしました。多くの住民が真備に戻って生活を再建したとの説明を受けた皇后陛下からは、「皆さんで協力して復興されて本当に素晴らしいですね」と住民の皆さんへのねぎらいのお言葉を頂きました。
・真備地区全体が大きく被災したことをお伝えすると、両陛下は静かに黙礼されました。
・被災者や支援者の代表と順次ご懇談されました。

■前 真備地区まちづくり推進協議会連絡会会長 髙槻素文さん
皆さんに頑張っていただいたので公民館・分館の復旧が早かったことをお伝えすると、天皇陛下から「大変でしたが頑張られましたね」とお言葉を頂きました。また、吉備真備公弾琴祭が、子どもから高齢者まで参加できる祭りになっていることをお伝えすると、皇后陛下から「素晴らしいですね」というお言葉を頂きました。被災された方々の気持ちになられて真備まで来ていただけて、たいへん優しいお方だと感じました。

■備船穂商工会会長 中山正明さん
被災事業者を支援するグループ補助金の取り組みでは、国・県・市・金融機関が1つにまとまったことで事業者の活動の再開が非常に早く進んだことをお伝えしました。両陛下からは「本当に良かったですね」とねぎらいのお言葉を頂きました。災害から1カ月足らずで復旧活動に取り組み始めたことをお伝えすると、皇后陛下からは「早い復旧をされたのですね」とお言葉を頂きました。温かく優しいお言葉をかけていただき、国民に寄り添っていただいていると感じました。

■元 市真備支え合いセンター見守り連絡員 中尾幸子さん
市真備支え合いセンターでの見守り連絡員としての活動をお伝えしました。天皇陛下からは「被災されて間もない所を回って大変でしたね」、皇后陛下からは「ご自身も被災されたからこそ皆さんの気持ちが分かるのですね」という温かいお言葉を頂き、理解していただいているのだなと胸が熱くなりました。私自身、前に向かって進めると感じることができました。

問合せ:本庁総務課
【電話】426-3121

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