夏バテ・熱中症の原因は、水分・栄養不足を始め、強い疲労や睡眠不足、炎天下に長時間いることや暑い室内での仕事や運動などで体力を消耗してしまうことが主な要因です。夏バテ・熱中症を予防するには、生活習慣病予防や日ごろから体力を付けておくことが大事と言われています。
■熱中症の症状
(1)めまいや顔のほてり
(2)筋肉痛や筋肉のけいれん
(3)体のだるさや吐き気
(4)汗のかき方がおかしい
(5)体温が高い、皮膚の異常
(6)呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
(7)水分補給ができない
■夏バテに効く食べ物
《ビタミンB1を多く含む食品》
豚肉(ヒレ肉、モモ肉、ロース肉、ひき肉など)うなぎ、海苔、大豆(乾)
《カリウムを多く含む食品》
小豆、いんげん、パセリ、干しひじき、ほうれん草、じゃがいも、バナナ等
《クエン酸を多く含む食品》
レモン、オレンジなどの柑橘類、梅干し、食酢、黒酢等
*注)心臓病、腎臓病等の疾病がある方は、主治医の先生とよく相談の上、摂取してください。
水やお茶をがぶ飲みしていると体内のバランスが崩れ、逆にふらつくことがありますので、大量に汗が出た場合は電解質を含む飲み物(経口補水液)をお勧めします。
■熱中症の予防
・無理をせず徐々に体を暑さに慣らしましょう。
・室内でも温度を測りましょう。
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