■3つの祭りをPRする大型タペストリーを作成・設置
こんにちは、六反です。今回は私の協力隊最後の大仕事“祭りの記録事業”の一環で、この伝統ある祭りを町内外に向けてアピールするために作成した制作物についてのご紹介です。
まずは、大型のタペストリーです。これは、きびプラザの吉川支所前の通路に設置してあります。ここは、イベントなどで多くの人が訪れる場所なので、たくさんの方に吉備中央町の祭りのことを知っていただけるのではと思っています。また、伝統継承の一助として、同じ絵柄のポスターを教育委員会事務局のご協力を得て、町立の全学校に配布できたことはとてもうれしく思っています。
そして、もう一つ制作したのが3つの祭りの個別ポスターです。このポスターは、観光協会でイベントの際の掲示や該当する神社にもお配りし、共有できたらと思っています。これからも、この大切な祭りを皆さんと一緒に守っていきたいです。
■地域おこし協力隊任期満了5年間ありがとうございました!!
「大変お世話になりました。」
私、六反かゆこ、令和6年8月31日をもちまして、地域おこし協力隊を卒業しました。通常3年の任期に加え、コロナ禍での活動に対して総務省からの特例措置が適用された延長2年を合わせて5年。「ついにこの日がやってきた!」というのが率直な感想です。地域おこし協力隊の活動は、私にとって、正解のない課題に対して、ひたすらに向き合い、自分ができることを見つけて、行動し続ける、そんな5年間でした。ただ、年数を重ねるごとに、町民の方々に私を知っていただくことや理解してもらうことが増え、さらに協力や支援もしていただくことが多くなっていきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そもそも、着任当初、吉備中央町で右も左も分からなかった私が5年間も活動してこられたのは、役場や同職の皆さん、そして町民の皆さんの応援や助けなしには、成し遂げることができませんでした。改めまして、本当にどうもありがとうございました。
▽5年間のふりかえり(一部抜粋)
※本誌PDF版17ページ参照
これに加えて、ラジオやTV出演などでのPR活動もあり、デザイナーとしも、一人の人間としても、貴重な経験をたくさんさせていただきました。
協力隊退任後はどうするのか。今まで幾度となく皆さんから聞かれてきた質問ですが、もちろん、吉備中央町に住み続けます。少し、充電期間をいただき、新しい技術や教養を深める時間を設け、自分磨きに励みたいと思っています。そして、フル充電されたら、今度は一町民として、私を応援してくれた皆さんと一緒に、町を盛り上げていけたらと思っています。これからも町民で、デザイナーで、チキン南蛮屋の嫁である、六反かゆこをどうぞよろしくお願いします。
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