~町内にある文化財を探訪してみよう~
【荒神社(こうじんじゃ)のアベマキ】
町指定重要文化財(天然記念物)
■解説
高谷(たかや)地区にある荒神社の脇にあり、樹高28m、目通り周囲4.3m、推定樹齢が250年を超えているアベマキです。アベマキとは、ブナ科コナラ属の落葉高木で、でこぼこした樹皮の様子を「あばた(痘痕)」に例えた、「あばた・まき」を意味する岡山県の方言が全国的に使われるようになったとされています。
「荒神社へ向かう山道を登った先にアベマキがあり、より荘厳さを醸かもしています。」
■吉備中央町文化財保護委員からのワンポイントアドバイス
〔草地 博之(くさち ひろゆき)委員〕
荒神社のアベマキは、県下三大祭りの1つである加茂大祭が開催される総社宮から南東に1km程度進んだ竹林の中にあり、近くの木々と比べるとかなり大きいため迫力があります。風雪に耐え、静かに佇(たたず)んでいる様は、威厳を感じることができますので、ぜひ足を運んでみてください。
お問い合わせ先:教育委員会事務局 生涯学習班
【電話】0866-56-9191
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