【特集】令和6年度施政方針(1)

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施政方針は、町政運営に向けての基本的な考え方と主な施策をまとめたものです。
3月4日、令和6年第1回議会定例会で、山本町長が施策方針を示しました。概要についてご紹介します。

令和6年元旦に発生しました、能登半島地震におきましては、多くの方が犠牲となり、被災された方々は、今なお避難所等での不自由な生活を余儀なくされている所であります。あらためて、亡くなられた皆さまに、心から哀悼の意を表しますとともに、そのご家族並びに被災された皆さまに、お悔やみとお見舞いを申し上げます。
昨年を振り返りますと、円城浄水場における「有機フッ素化合物」が、令和2年に国の水質管理目標設定項目に設定された「暫定目標値」を大幅に超えることが岡山県から指摘され、さまざまな緊急対応を行ったところであります。給水区域の皆さまはもとより、吉備中央町全体のイメージ低下につながることとなりまして、町民皆さまに、あらためて深くお詫びを申し上げるところであります。特に、円城浄水場からの給水区域の皆さまには、水道水の使用制限等、大変なご不便とご迷惑をおかけし、重ねてお詫びを申し上げるところであります。現在は、水源の変更を行い、暫定目標値を大幅に下回る安全な水道水の供給を行っておりますので、まずは安心してご使用いただきますようお願いいたします。
令和6年度は「心暖かい精神」を拠り所に、町民の皆さまと力を合わせて、共に知恵と汗を出しながら、次代を担う子どもたちのために、そして吉備中央町の限りない発展のため、力強い「元気な町づくり」を目指して、今後とも全身全霊で町政運営に取り組んでまいる決意であります。何卒、新年度も引き続き、議会ならびに町民皆さまの一層のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。

■水道問題(有機フッ素化合物：PFAS)の動向
令和6年3月8日時点