11月16日、ロマン高原かよう総合会館で、吉備中央町合併20周年記念式典を挙行し、来賓や町民合わせて約600名が出席しました。
第1部の祝賀式典は、吉備中央町合併20周年記念ムービーの上映から始まり、山本町長の式辞に続き、来賓の方々から祝辞をいただきました。また、12名の功労者を表彰し、加賀中学校3年生の黒太隆史(くろたたかふみ)さん、大木菜羽(おおぎなのは)さんとともに、出席者全員で町民憲章唱和、西山議長の発声により万歳三唱を行いました。
■吉備中央町合併20周年にあたって(町長式辞一部抜粋)
吉備中央町は、平成16年10月1日、加茂川町と賀陽町の二町が合併し、誕生しました。
これまでを振り返りますと、定住促進や子育て支援、教育環境の整備、デジタル田園健康特区事業や首都岡山の活動、また、財源確保のための、ふるさと納税の全国展開、太陽光発電事業など、変革・チャレンジ精神をもって、町民が安心して暮らせるまちづくりにスピード感を持って取り組んでまいりました。その一方、少子高齢化・人口減少が進む中、町内中学校の統合が行われ、そのほかにも産業振興・雇用の確保、社会基盤の整備、行財政改革の一層の推進等々、課題は山積しています。しかしながら、町民、一丸となって、これらの課題に取り組むならば、必ず道は開けるものと私は確信しております。
今、私たちの眼前には、今までの20年を振り返りつつも、町を次の未来へつなげていく「次なる挑戦への20年」として、「チャレンジアンドパワー」を基本コンセプトに定めました。あらためて、町と町民が互いにこれまでの挑戦を称え、未来への挑戦を誓い合うことで、さらなる発展を目指してまいります。
私たちが先人から受け継いだ自然、歴史、文化など、ふるさとの良さをさらに磨いて、創意工夫を凝らしながら、若い世代の子どもたちにも「吉備中央町に住んで良かった」、「育って良かった」と思ってもらえるまちづくり、そして、彼らが担い手としてこのまちを支えていく、そんな未来に、この20年をつなげていきます。
町の課題はまだまだ山積しておりますが、引き続き、さらに、町民の皆さまや議会、行政、そして町を応援してくださっている日本中の多くの皆さまとつながりを深め、お力添えをいただきながら、「二十二世紀の理想郷吉備中央町」の実現に向け、チャレンジを続けていこうではありませんか。
町民の皆さま、そして、ご来賓の皆さま方の今後一層のご支援、ご指導、ご尽力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本日、ご臨席いただきました皆さま方のますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、式辞といたします。
令和6年11月16日 吉備中央町長 山本 雅則
※功労者表彰の詳細は本紙PDF版5ページをご覧ください。
■吉備中央町合併20周年記念トークショープロフィギュアスケーター
高橋 大輔氏
第2部では、プロフィギュアスケーターの高橋大輔(たかはしだいすけ)氏を講師にお迎えし、「挑戦し続ける意思」をテーマに司会の森田恵子(もりたけいこ)氏とトークショーを行いました。シングルやアイスダンスでの活動を振り返りながら、現在力を入れているアイスショーや映画出演等、多方面で活動されている高橋氏の貴重なお話を聞くことができました。
■「首都岡山」ラッピングトラックお披露目!
町では、「首都岡山」啓発事業の一環として、株式会社岡田商運ご協力のもと、運送用トラックの荷台に「首都岡山」のデザインをラッピングさせていただきました。
当日は、来賓の方々にご臨席いただく中、株式会社岡田商運の代表取締役岡田好美(おかだよしみ)氏に感謝状を贈呈するとともに、ラッピングトラックをお披露目しました。
今後は、首都圏から九州まで各地をおおよそ8年間走り、「安心・安全なまち吉備中央町」をPRしていきます。
山本町長:吉備中央町の安全性を広くPRしていくためにも、この1台のトラックにかける思いは大変強く期待しています。
岡田代表取締役:吉備中央町の看板を背負い、全国にPRできるように、このラッピングトラックで走り続けたいと思います。
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