■第7回 家庭血圧の正しい測り方
家庭血圧を上手に用いることで、高血圧による病態を正確に診断することや、治療の効果をより高めることができます。今回は、その正しい図り方をお伝えします。
1.準備するもの
(1)血圧計
血圧計は、家電量販店や薬局・ドラッグストア等で手に入りますが、イラストのような上腕に「カフ」を巻くタイプが望ましいです。手首型は正確に測ることが難しく、据え置き型は場所をとってしまいます。(イラストは本紙をご覧ください。)
(2)血圧手帳
血圧計についてくることもありますが、インターネットで無料ダウンロードすることもできます。
2.測る回数と時間帯
家庭血圧は、朝と夜の1日2回、座った状態で測りましょう。その日の血圧値は平均をとりますが、朝・夜それぞれの値も血圧手帳に記録しましょう。
3.測るときに気を付けること
(1)共通
部屋:静かで過ごしやすい温度にする。
姿勢:イスに脚を組まずに座り、カフの高さと心臓の高さを合わせる。
測定前:タバコを吸わない、アルコールやカフェインを摂らない。座った姿勢のまま、1~2分間安静にする。
測定中:話をしない、力を入れたり動いたりしない。
(2)朝
・起きてから1時間以内
・トイレを済ませた後
・食事や薬を飲む前
(3)夜
・就寝前(お風呂や食事の直後は避ける)
◇ポイント
同じ条件で長い期間測ることで、あなたの本当の血圧がわかります。
◇[大好評]栄養委員会からのお得情報!
とっても簡単!スマホ版「あなたの塩分チェックシート」もうやりました?
上の二次元コードからアクセスできます!(回答時間:約3分)
(二次元コードは本紙をご覧ください。)
回答ページでダウンロードできる結果の確認シートには、減塩のヒントがたくさん載っています!日ごろから気を付けているそこのアナタ!ぜひチャレンジしてみてください!
※ご回答いただいた方全員に、ナギフトポイント50ptがプレゼントされます。ポイント反映にはお時間がかかります。予めご了承ください。
記事提供:奈義町栄養委員会
協力:特定非営利活動法人 日本高血圧学会
<この記事についてアンケートにご協力ください。>