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自治体の皆さまへ

町長室からこんにちは ーシリーズ47ー

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岡山県奈義町

■子育て支援による町づくりが、奈義モデルと呼ばれています
世界から注目され、奇跡の町と呼ばれる奈義町の取り組み「子育て世代の支援を行い、子どもを産み育てやすい環境をつくり、生まれた子どもたちには個性を大切にし魅力ある教育を行うとともに、若い人たちの定着を促し、高齢者になっても、障害を抱えても安心して過ごせるまちづくりに、今熱い視線を注がれています。
先般、奈義町で全国子育て応援会議を行いました。奈義町文化センターを主会場に行われ、子ども家庭庁の「こどもまんなかアクション」リレーシンポジウムにも位置付けられました。会議では少子化担当の加藤鮎子大臣のビデオメッセージとこども家庭庁の高橋宏明審議官の記念講演が行われました。
この大会に北は北海道ニセコ町、南は沖縄県宮古島市からの参加があり、近隣の市町村からも参加がありました。どの自治体にとっても非常に重要度の高い課題への取り組みに関心が集まっています。
また、11月17日には権威ある日本臨床外科学会でも、出生率2.95の奈義町の子育て支援の町づくりに関心が寄せられ特別講演を行いました。来年の岡山県の最重要施策は少子化対策と示され「希望する誰もが安心して子どもを産み、また、育てることができる社会とされました。他の都道府県では熊本、愛媛、鹿児島、そして山口県にも講演の依頼を受け事例発表と情報交換を行っています。今後は愛知県や国連人口基金にも声が掛かっています。
奈義町子育て応援宣言には全国に奈義町の名前が響き渡るようにとありますが、今年度の視察の受け入れは190団体を超える見込みで、今後、日本の自治体の約2割となります350以上の自治体をお迎えしたいと思います。そうすれば隣接する自治体のどこかが奈義町へ訪れることとなると考えます。
奈義町も様々な自治体の取り組みを見習いながら、今後も子育てしやすい町、魅力ある教育に取り組む町、高齢になっても最後まで安心して過ごすことのできる町を目指して参ります。

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