国際交流 Joshの国際通信

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■ハヌカー
アメリカでは、ニューイヤー以外では、クリスマスが一番広く行われている冬の祝い事です。皆さまがよく知られているクリスマスは、実はキリスト教、カトリック教などの祝い事なので、そうでない人は基本的には祝いません。僕の父親はユダヤ教の人なので、子どものころに祝っていたユダヤ教のハヌカー(Hanukkah,Chanukah)という祝い事を紹介します!
ハヌカーの日付は毎年違いますが、11月下旬から12月下旬までの間のどこかの8日間になります(ユダヤ暦で決まっています)。紀元前141年～紀元前168年のマカバイ戦争で、ユダヤ人がエルサレム神殿を取り戻したことを記念する祝い事です。また、神殿にあったろうそくを灯すための石油は1日分しかなかったのに、8日間も光り続けた「油の奇跡」という話もあります。
行事として、8日間の間、毎晩メノーラーという燭台にろうそくを立てて、火を灯して、祈ります。最初の夜はろうそくが2本で、毎晩一本追加します。そして、毎晩、プレゼントや小銭の形をしたチョコレートをもらったり、細切りじゃがいもとたまねぎでできたラトケスを食べたり、ドレイドルというコマで遊んだりします。
ハヌカー以外にも、あまり知られていない祝い事がたくさんありますので、興味があれば、ぜひ調べてみてください。
新しい年がよい年になりますように!