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健全な財政運営ができています! 奈義町の財政状況について(2)

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岡山県奈義町

■財政指標
すべての財政指標において、国が定める基準を大きく下回っており、健全な財政状況が維持できています!

(4)経常収支比率(財政構造の弾力性を測定する指標)83.4%
経常収支比率は、町税や交付税、地方譲与税などの毎年度経常的に収入がある一般財源が、人件費、物件費、扶助費、公債費など毎年度経常的に支出がある経費にどの程度使われているかを数値で表しており、「財政構造の弾力性を測定する指標」です。
(参考:令和4年度の県平均88.8%、町村平均:84.7%)

▽経常収支比率

(5)実質公債費比率(借入金による財政負担の度合いの指標)7.7%
実質公債費比率は、標準財政規模に対する公債費(借入金の元利償還金)及び公債費に準じた経費の比率の3年間の平均であり、数値が大きいほど資金繰りが悪化していることを表します。
また、数値が18%以上になると地方債を発行する場合(借入をしようとする場合)に県の許可が必要となり、さらに25%以上になると地方債の発行が制限されます。
奈義町は、基準を大きく下回っていて、健全な財政状況となっています。

▽実質公債費比率

(6)将来負担比率(実質的な将来負担比率)0.0%
将来負担比率は、「標準財政規模に対する地方債(借入金)残高のほか一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の比率」であり、数値が大きいほど将来財政を圧迫する可能性が高いことを表します。
奈義町は、現在、基金(貯金)が起債(借金)を上回っているうえ、起債について主に借入額の70%が国から交付される過疎対策事業債の借入を行っていることが要因で0%となっているため、将来にわたって健全な財政が見込まれています。

▽将来負担比率

■今後の財政運営は
今後、中学校・こども園の建設事業に伴う借入金の返還金が増加し、令和12~14年度に償還のピークを迎えますが、財政指標は財政シミュレーションにおいても国が定める早期健全化基準や財政再生基準を大きく下回る数値となっていて、財政的に大きな圧迫を受けることはなく、行政サービスの低下や負担増につながることはありませんのでご安心ください。
今年度、見直しを行っています「奈義町行財政改革大綱」の取り組み項目を着実に実践することにより、今後も持続可能な健全財政の維持・強化に努めてまいります。

問合せ:総務課
【電話】36-4111

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