「森の芸術祭 晴れの国・岡山」さんぶたろう祭りコラボレーション
■奈義町農林業祭・アート de ミートNAGI 2024
9月28日、現代美術館周辺を会場に、「奈義町農林業祭」と「アート de ミートNagi 2024」を開催いたしました。
◇奈義町農林業祭
当日は、天気にも恵まれ会場には、町内外から約3,000人の方が訪れ大変賑わいました。
オープニングイベントに、なぎっ子こども園のきりん組さんによる稚児行列を行い、イベントのスタートを華やかに飾りました。
また、会場では、菜の花米の新米、奈義町特産品、農産加工品の販売やフードマーケットの出店など行いました。
注目イベントの「なぎビーフ和牛串1,000本無料配布」では、イベントが始まる前から整理券配布ブースに行列ができ、約30分で整理券の配布が終了しました。牛串を食べた方からは「柔らかくておいしい」「もっと食べたい」といった声が聞かれました。
来場者からは、「今までにないほど盛り上がっていてとても満足感のあるイベントだった」という声が寄せられました。
◇アート de ミート Nagi 2024
前売りチケットはすべて完売し、当日は、なぎビーフ・おかやま黒豚といった奈義町のブランド肉を、県内で活躍する5人のシェフの手による特別料理で楽しみました。シンボルロードを通行止めにしし、奈義町ならではの身近なアート空間を利用した一夜限りの非日常体験に来場者からは、「とても贅沢な空間だった」「奈義町の食もアートも堪能できるイベントだった」という声が寄せられました。
◇森の芸術祭
「森の芸術祭 晴れ国・岡山」の参加アーティストである森山未來氏が、芸術祭の作品として「奈義町農林業祭」と「アート de ミート Nagi 2024」とコラボレーションし、芸術祭のオープニングを飾りました。
「さんぶたろう祭り」は森の芸術祭と奈義町との特別連携企画として映像作家の宮尾昇陽氏が制作した子育てに関するドキュメンタリー「IKI NO KOE」の文化センター大ホールでの上映から始まり、歌舞鼓音座と音楽家の吉井盛悟氏によるパフォーマンス、劇団OiBokkeShiと森山未來(もりやまみらい)氏によるさんぶたろうの布芝居やトークセッション、横仙歌舞伎保存会による戸部和久氏作・演出の新作歌舞伎「墨染鬼」上演、バラライカライブ、そして、森山未來氏による「なぎ奉納舞」、フィナーレの「さんぶたろう踊り」では来場者が一緒になって踊りを踊り、「さんぶたろう祭り」は大団円を迎えました。
奈義町の中で継承され育まれてきた横仙歌舞伎をはじめとする文化・芸能を森山未來氏と住民の皆さんが一体となって新たな魅力として作り出した特別な1日となりました。
このイベントにご協力をいただきました多くの町民皆様、また長期間に渡る道路交通規制にご協力いただきました近隣の皆様へ心よりお礼申し上げます。
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