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自治体の皆さまへ

ストレスについて考えよう! Vol.12

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岡山県奈義町

日本原病院では町の皆さんのこころの健康維持・増進のため、健康に関する記事を掲載させていただいています。今回は、前回までにお伝えした、SFA(ソリューション・フォーカスド・アプローチ)の考え方に関連して、子どものよいところを引き出す関わり方“ペアレント・トレーニング”についてお伝えします。

■Vol.12.子どものよいところを引き出す関わり方“ペアレント・トレーニング”
ペアレント・トレーニングとは、子どもに分かりやすい、具体的で効果的な関わり方を親が学ぶための方法です。親と子がともに自己有能感や自尊心を感じやすくして、日常生活が楽しく、より穏やかに送れるようサポートするプログラムです。

〔行動への「注目」〕
◇望ましくない行動
⇒親は子どもを叱ることが増え、イライラしたり、怒ってしまったことに自己嫌悪を感じることがある
⇒子どもは「自分はダメなんだ」「どうせ僕なんて何もできない」などと自信をなくすこともある
※望ましくない行動に「注目」すると、その行動が強化され、さらに増やすことにつながる

◇望ましい行動
⇒望ましい行動に「注目」することで、その行動の増加や定着につなげていくことが大切
⇒いつもやっていること、当たり前にしなければいけない行動に「注目」することで、子ども自身がその行動の必要性に気付いたり、自信になっていく
※いつもやっていること、当たり前にしなければいけない行動は、せっかく取り組んでいても注目されにくい

次回は、お子さんのよい行動を引き出す「注目」の方法についてお伝えします。

問合せ:こども・長寿課
【電話】36-6700

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