町民皆さんの声を反映させた町政の運営と施策の推進を図るため、「令和6年度町民まんぞく量調査」を実施しましたのでその概要をお知らせします。この調査は、総合計画・総合戦略に基づく施策や事業により、町民意識がどのように変化したかを把握するとともに、課題を検証し、今後の行政サービス向上や改善に活かすことを目的として平成27年度から実施しています。今回で10回目の調査となりましたので、これまでの集計結果の推計をお知らせします。
■総合評価67.3点
▽まんぞく量調査年度比較
■10年間の取り組みで評価が向上した分野
・子どもの教育環境の整備(GIGAスクール構想ネットワーク環境構築事業 小学校中学校1人1端末)
・英語教育の推進、学校教材費の無償化等、子どもの学力向上に資する取り組み
・250名定員のなぎっ子こども園の整備、チャイルドホームにおけるリニューアルおよび第3の居場所事業
・若年層からシニア世代まで登録しているしごとコンビニによる生涯活躍のまち推進
・子育て全国会議の開催、視察を通じた自治体間交流
▽10年間の評価点の上昇
■10年間の取り組みで評価が下降した分野
◆子どもの病気のサポートの不安
新型コロナウイルスに対する不安、またこれに伴う医療体制への期待の変容。町の医療体制としては、コロナ禍で奈義ファミリークリニックで開設していた病児保育が閉鎖し、現在も再開の目途が立っていない。
◆町の情報発信、広報不足の影響
町の財政は令和6年度、将来負担ゼロ、経常収支比率県下2位と客観的指標で健全財政であることが明らかであるものの、近年の教育施設の整備等で多くの起債を発行していることから、不安視されていると考えられる。また、行政の取り組みについて町民に届いていない情報発信における課題がある。
◆自然、景観、水や空気
太陽光ソーラーパネルの整備が進んだことによる影響と考えられる。
▽10年間の評価点の下降
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