■力久真優(りきひさまゆ)さん
この度は、無事に祝歳式を迎えられたことを非常に嬉しく思います。これまでを振り返ってみますと、両親をはじめ先生方や地域の皆さま、多くの方々によって支えられてきた20年間だったと実感します。
奈義町にはなくてはならない大切な思い出があります。幼稚園から小学校卒業までお世話になった奈義剣道教室や、苦手だった英語を1番の得意教科にしてくださった英語塾、伝統文化に幼いときから触れさせてもらった横仙こども歌舞伎教室、音楽に興味を持つきっかけを与えていただいたピアノ教室…あげればキリがありません。これらの経験は全て大きな糧となり、私を成長させてくれました。改めて、感謝申し上げます。
私は現在、津山工業高等専門学校にて電気電子システムを学んでおります。4月からは、慣れ親しんだ奈義町を離れ、新社会人として新たなステージを歩んでいくことになります。学生という枠から外れ、新たな環境に臨むことにはやはり不安もあります。特に、常に悩みや不安を相談してきた家族の存在は大きく、私には20歳となった今でもまだまだ大人と呼ぶにはほど遠い部分が多くあります。
しかし、少しずつでもできることを増やしていき、いつか胸を張ってお世話になった方々へ恩返しができるよう精進して参りたいと思います。
■岡星耶(おかとしや)さん
このたび無事に祝歳式を迎えることができ、大変うれしく思います。奈義町で生活してきた20年間、友人たちと楽しく過ごし、さまざまなことを経験してきましたが、それは、家族や地域の方々の多くの支えがあったからこそだと思います。
私は現在、津山工業高等専門学校で機械工学を学んでいます。特に力を入れていることは卒業研究です。「プラズマ窒化処理装置の開発」をテーマに研究室の仲間とともに日々研究しています。研究を通して諦めずに挑戦する大切さを学びました。卒業後は津山工業高等専門学校で学んだ機械工学の知識を活かして社会に貢献していきたいと思います。
社会に出れば、今までに経験したことのないような不安や困難にぶつかることもあると思いますが、その時は、恐れずにそれらと向き合い、悔いのない人生を歩んでいきたいと思います。
■青木奈央哉(あおきなおや)さん
本年をもちまして、無事20歳を迎えることができました。私がここまで成長できましたのも、家族、友人をはじめ、私を見守ってくださった、たくさんの皆さまの支えや励ましがあったからこそで、深く感謝の気持ちでいっぱいです。
私は、高校を卒業して、陸上自衛隊に入隊し、現在日本原駐屯地で勤務しています。ここでは、高校と違い、社会に出て働くことが大変であり大切なことだと認識しています。最初は右も左も分からず、迷うことばかりでしたが、上司や先輩方の温かいご指導をいただきながら少しずつ仕事ができるようになってきました。
これからは、社会の一員として自分のことだけではなく、他の人への気配りも忘れない「思いやりを持った自衛官」になれるように日々自衛隊勤務をがんばっていく所存です
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