みんなで知ろう!防ごう!高血圧

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■第10回　高血圧の予防について(3)　適正な体重の維持について
高血圧の予防について、3回目は意外にも関係の深い体重ついてご紹介します!

1.あなたの体重は適正でしょうか!?
成人の肥満度は、男女ともに「体格指数(BMI)」で判断します。この機会にぜひ確認しましょう!

(1)BMIの値を計算する
[式]体重□kg÷身長□m÷身長□m
(例)身長165cm・体重60kgの方の場合　体重60kg÷身長1.65m÷身長1.65m≒22.0
※身長はcm(センチメートル)からm(メートル)になおしてくださいね!

(2)下の表であてはまるところがあなたの肥満度です

◇ポイント
この計算で「標準」に入っていないからといって急激な減量・増量はしないでください!(特に治療中の方)
気になる方はかかりつけのお医者さんに相談してくださいね。

2.体重と血圧の関係は?
肥満のうち、おなかが出っ張るタイプの肥満のことを「内臓脂肪型肥満」といいます。腹囲が男性85cm・女性90cm以上だと内臓脂肪が多い可能性が高いです。
実は、内臓脂肪の細胞からは、血圧やコレステロールを下げるよいホルモン(アディポネクチン)「と血圧やコレステロールを上昇させる悪いホルモン(アディポサイトカイン)が分泌されています。
内臓脂肪が増えると、よいホルモンが減り、悪いホルモンが増えるため、血圧が上がるのです。

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記事提供：奈義町栄養委員会
協力：特定非営利活動法人日本高血圧学会