子育て応援宣言のまち 子育てするなら奈義町で Vol.67

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がんばる子どもたちをみんなで応援しましょう!

■町の伝統芸能をつなぐ担い手として
横仙歌舞伎保存会　津山工業高等専門学校3年生　今井蓮華(いまいれんか)さん(久常)

江戸時代から途絶えることなく続いている、町を代表する伝統芸能「横仙歌舞伎」。
その貴重な伝統を後世に伝えるために、昭和41年に町内有志により保存会が結成され、その後、昭和51年には、岡山県の代表的な農村芝居として、県重要無形民俗文化財に指定されました。
奈義町も、この伝統の火をともし続けるために、平成8年に、公民館講座として「子ども歌舞伎教室」を開講。以降、横仙歌舞伎保存会の指導により、11月の横仙歌舞伎大公演をはじめ、慰問公演や出張公演などで活動をしています。
今井蓮華さん(高専3年)も小学6年生から子ども歌舞伎教室に入り、以来、毎年役者や裏方スタッフとして参加してくれています。
高専生になってからは、横仙歌舞伎保存会員となり、大人たちと一緒に、今までより高く求められる演技をするなか、同じ子ども歌舞伎教室から一緒に入った他の高校生たちと一緒に活動を続けてくれています。
今年の2月3日に大阪市にある国立文楽劇場で開かれた、農業観光協会のイベントでは、奈義町を代表する伝統芸能として上演した「源九郎狐と初音の鼓」で、主役の狐を演じるなど、伝統芸能を伝える担い手として、今後も活躍してくれることと思います。