日本原病院では奈義町の皆様のこころの健康維持・増進のため、健康に関する記事を掲載させていただいています。今回は、前回に引き続きマインドフルネスについてお伝えします。
■おさらい…マインドフルネスとは
過去や未来ではなく、今ここで起こっているものごとを体験し、目の前のことに集中することです。「今」に意識を集中し、感情や思考に流されずにそれらを静かに観察することです。
◇やってみよう♪
(1)静かな場所を見つける…自分が落ち着く場所を見つけてください。
(2)姿勢を整える…座る、あるいは横になりリラックスできるポジションを探しましょう。座る場合は背筋を伸ばし、肩をリラックスさせ、足を床にしっかりとつけてください。
(3)呼吸に注意を向ける…息を吸うとき、息を吐くときそれぞれに注意を向ける。
(4)呼吸に集中する…集中が呼吸から逸れ他の事を考えたら(マインド)、それに良い悪いについて判断をせずに「○○と考えた」とマインドを観察する。
(5)実践を続ける…毎日数分から実践を続けることをお勧めします。
マインドフルネスを行うと、ストレス軽減や心の平静、集中力の向上、自己理解の深化など、さまざまな利点があります。マインドフルネスは継続して行うことでその効果が増していきます。毎日の生活の中に少しずつ取り入れていくことができると良いですね。
◇今回のポイント!
・「今」に意識を集中させる
・考えは巡るので、良い悪いと評価をせずに「○○と考えた」とマインドを観察する
問合せ:こども・長寿課
【電話】36-6700
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