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自治体の皆さまへ

町長室からこんにちは ーシリーズ59ー

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岡山県奈義町

■能登半島地震から1年、自助・共助・公助で進めるまちづくり
昨年元旦に起きた能登半島地震。今後お正月を迎えるたびに思い出すことになります。一年の中で一番平和であってほしい元旦に大災害が発生しました。日本列島を見ると地形的にもいつどこで地震が起きても不思議ではありません。南海トラフ地震の発生も大変心配されています。
昨年11月下旬、能登町と穴水町の町長から体験談を聞くことができました。被災者の救出と避難所での生活支援に取り組まれた貴重な話で、職員とともに奮闘されている様子が自分ごととして感じ取れました。月の残業が400時間(休息は一日に5~6時間)を超す職員のメンタル支援をしながらの取り組みでした。
奈義町では、昨年は11月10日に過去最大規模の防災訓練を行いました。災害対策本部を立ち上げ初動対応訓練を実施し、被災状況の情報収集と町民の皆さんへの情報発信、被災者の命を守る緊急対応、道路や上水道等の社会インフラの点検・確保、地区避難所の運営支援など、訓練でたくさんの課題を引き出すことができました。
安全安心な生活を維持していくためには、自助・共助・公助の取り組みが欠かせません。町消防団、自主防災組織、そして自衛隊、消防署、警察署、また民間の医療・福祉関係者等と連携を図り安全安心な町づくりを進めて参ります。
現在の町の課題は、多岐にわたります。生活を守るための人口維持、子育て・教育施策、高齢者健康づくり支援、農業等の産業育成、文化と芸術の潤いある生活支援など、民間と役割分担しながらの自助・共助・公助の取り組みを進めて参ります。

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