平田麻衣歩さんをはじめとする実行委員には大変お世話になりました。
■奈義町でともに育った仲間たちは得難い財産
この度、祝歳式を奈義町で迎えることができ、大変嬉しく思います。奈義町で過ごした日々を振り返りますと、家族をはじめとして多くの友人や先生方に支えられてきた20年間でした。深く感謝申し上げます。
現在、私は奈義町を離れて大学で法学を学んでいます。一人暮らしを始めた当初は家事と勉学、バイトをこなすことの大変さに心が折れそうになることもありましたが、原風景としての奈義町が心に浮かんだり、友人とたわいない話をしたりすることで乗り越えられました。大学では難解な分野に頭を悩ませることもしばしばですが、幸い周りの人に恵まれ、充実した日々を送っています。将来の可能性を広げるため、社会に出たときに大学で学んだことを活かすためにも研鑽を積んでいきたいと思います。
奈義町でともに育った仲間たちとの縁は得難い財産だと思っています。まだ未熟ではありますが、支えてくれた方々、支え合ってきた友人への感謝を忘れず成長できるよう日々努力を重ねていきます。
定森凪咲(さだもりなぎさ)さん
■20歳を迎えて
私は、本年を持ちまして、20歳を迎えて、大人としての第一歩を踏み出すことになります。
私は、18歳のときに陸上自衛隊へ入隊しました。入隊して日々の訓練や共同生活の中で社会人としての自覚、責任、社会の厳しさを知りました。入隊から約2年経ち、後輩もできて、先輩となりました。後輩からも、先輩からも頼りにされる人になれるよう日々成長し、がんばりたいと思います。立派な社会人とはまだいえませんが、入隊当初よりは大人になり、成長したと思います。20歳を迎え、これからはさらに人との関わりを深め、自分から考えて行動することを大切にし、日々の訓練や業務を全力で取り組んでいきたいと思います。
社会人として自衛官として、まだまだ未熟ですが、失敗を恐れずたくさんのことに挑戦して、人との関わりを大切にし、誰から見ても立派な人だねといわれるような存在になりたいです。そして社会と国に貢献していきたいと思います。
第三大隊第九中隊 陸士長 三家本亜瑠聖(みかもとあるせ)さん
■愛着の強いふるさとは私の心の糧
この度は、無事に祝歳式を迎えることができ、非常に嬉しく思います。これまでを振り返ると、私に関わってくださった方々との思い出が次々と蘇ってきます。
私は、高校卒業までの18年間を奈義町で過ごしました。この愛着の強いふるさとで、幼い頃からたくさんの方々の愛情に触れ、よき友人と様々な思い出を作り、ライバルとともに競い合えたことが、これまでの私の成長につながっていきました。そして、これからも私の心の糧になると強く感じています。
私は現在、大学の教育学部に在籍しており、岡山県で教職に就くことを目指し、学業に励んでいます。児童に寄り添い、そっと背中を押してあげられるような教師になりたいと思っています。学んでいくなかで思い悩むこともありますが、先生になろうと決めた奈義での日々の記憶を心の支えとしながら、目標に向かって努力していきたいと思います。
二十歳を迎え、喜びと同時に身の引き締まる思いです。これからも、私を支えてくださった方々への感謝を忘れずに生きていきたいです。
寺坂朋起(てらさかともき)さん
問合せ:生涯学習課〔文化センター〕【電話】36-3034
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