深田晃司監督による奈義町ロケで撮影予定の映画『ナギノート』(仮)の撮影が2025年春に行われることが決定しました。この映画は深田監督が長年に渡り奈義町を取材してきたもので、架空の町「ナギ」を舞台としたフィクション映画です。
撮影の大部分は奈義町で行われ、町も映画撮影に協力していきます。
【作品あらすじ】
親戚の酪農を手伝いながら、近くの山から切り出される木をつかって彫刻を作る寄子(45)。ある春の日、建築家の友梨(36)は、数日間の休暇をとって寄子を訪れる。都会で忙しく暮らしてきた友梨が垣間見る穏やかな田園生活。
若くして妻を亡くした役場に勤める好浩(45)。その中学生の息子の春樹(15)と、一緒に画家を志すその親友の圭太(15)。友梨は、寄子の彫刻のモデルをつとめながら、近隣に暮らす彼らとのひとときを過ごす。
ナギの美しい自然に囲まれながら、気の赴くままにひとり創作をする寄子の様に、すこしづつ友梨は惹かれていく。そんなある日、春樹から「秘密の相談がある」とメッセージが届く。そして防災無線が、ナギに強風が吹くことを告げる。
ふたりの女性が紡ぎだす、自分らしさを求めるバカンスストーリー。
【監督・脚本】
深田晃司(ふかだこうじ)
1980年東京都出身。2013年、二階堂ふみ主演の『ほとりの朔子』がナント三大陸映画祭グランプリand若い審査員賞をダブル受賞。16年浅野忠信主演『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査委員賞受賞。第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。18年、『海を駆ける』公開。フランス芸術文化勲章「シュバリエ」受勲。第35回東京国際映画祭にて黒澤明賞を受賞。最新作は矢野顕子の歌にインスピレーションを受けた『LOVE LIFE』。著書に小説「淵に立つ」(16年)、小説「海を駆ける」(18年)。表現の現場調査団メンバー、action4cinema/日本版CNC設立を求める会理事、一般社団法人日本芸能従事者協会運営メンバー。
【映画内に登場する奈義の風景】(予定)
那岐山、菩提寺の大イチョウ、奈義町現代美術館、ため池、なぎビカリアミュージアムなど奈義町の様々な風景がスクリーンに登場します。
【スケジュール(予定)】
・令和6年12月~令和7年4月 撮影準備(ロケハン、キャスティングなど)
・令和7年3月~4月 撮影(ほぼ全編を奈義町内で撮影)
・令和7年秋 完成
・令和8年春~夏 海外映画祭でお披露目上映
・令和8年秋 日本全国の映画館で劇場公開(全国に先駆けて、奈義町で完成披露上映会を実施予定)
・令和8年秋~令和9年 世界中の映画館で劇場公開(世界25か国以上での公開が目標)
【実行委員会参加募集】
この映画撮影にあたり、実行委員会の一員となって映画づくりに協力いただける方を募集します。一緒に映画と地域を盛り上げていただけませんか?多くの方のご応募をお待ちしております。
募集期間:~令和7年2月13日(木)
活動内容:炊き出し、エキストラ集め、ロケハン、撮影場所の清掃、撮影予定の畑の畑づくり、撮影時における一般の方の誘導補助 など
応募対象:奈義町在住の方や、働きに来られている方、奈義町にゆかりのある方など
※16歳以上の方が対象(18歳未満の方は保護者の同意の上、応募ください)
撮影時期:令和7年3月中旬~4月中旬
説明会:
・日時 令和7年2月9日(日) 午後2時~午後3時
・場所 ナギテラス2階
申込み先:【HP】https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSebjyInrgkui4vaYK8B8RHWGRKENaCPSzJLJCex-cJDixivww/viewform
後援:奈義町・奈義町教育委員会
お問合せ先:株式会社Lat-Lon 担当…角田
【電話】090-4070-0387【E-mail】tsunoda@latlon.me
<この記事についてアンケートにご協力ください。>