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町長室からこんにちは ーシリーズ60ー

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岡山県奈義町

■奈義町誕生70年から次年度への課題(人口維持と生活満足度向上に向けて)
1月12日文化センターで「祝歳式~二十歳の集い~」のお祝いをたくさんの来賓や家族を迎えて盛大に行いました。出席者は対象者80人の内51人でありましたが、希望にあふれる若人の集いはエネルギーに満ち溢れていました。
今年は昭和に直すと100年、奈義町が誕生して満70年。昭和30年2月1日に奈義町が誕生して70年となります。合併当時の人口は8,925人(奈義町誌:国勢調査人口)、9,136人(奈義町誌:官報公示人口)となっています。昭和30年出生者数は約170人。庁舎は豊田公民館が仮庁舎となり、急がれる庁舎の新築は、位置を旧豊田村役場跡(豊沢188番地)と定め8月8日着工11月15日竣工。総工費560万円、木造平屋一部2階、厚型スレート葦、外壁モルタル塗り。建坪153.03坪、延坪204.53坪の庁舎が完成しています。ちなみにこの年は神武以来といわれた豊作であったとあります。11月26日には庁舎落成式が行われ、新しい町の将来の発展を願って、町全体が祝賀の顔に満ち溢れたとあります。
奈義町では、この2月20日(木)に文化センターにおいて町制70周年記念式典を行い、午後からは自衛隊13旅団音楽隊による演奏会を予定しています。
昭和48年には、昭和43年に定められた町勢振興計画の一部が改正され、当時の時勢の急激な変化に即応し計画の一部が変更され「過疎化に対する施策を盛り込むこととなる」とあります。
現在の町の課題は、生活を守るための人口維持、空き家対策。さらには賃貸住宅の確保、農業等の産業育成、高齢者健康づくり支援、山の駅の運営、文化と芸術の潤いある生活、演習場全面の安定使用などたくさんありますが、民間と役割分担をしながら、町づくりも災害対応と同様に自助・共助・公助の取り組みが必要です。
合併から課題も少しづつ変化していますが暮らしやすい生活を守り、町勢を維持するには過疎化対策、人口維持が最大の課題と考えます。町民皆さんにはこれからも奈義町の維持発展のためご理解ご協力をよろしくお願いします。

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