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みりょ区ほっと通信

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岡山県岡山市 クリエイティブ・コモンズ

区からのお知らせや魅力・取り組みなどをお届けします!

■[中区]高島地区の伝統を守る
中区の高島地区は、現存する日本最古の酒造好適米である「雄町」発祥の地であり、県内随一の「お飾り」の産地としても有名です。それぞれの分野で活躍している生産者のお二人にインタビューしました!

◆高島雄町米振興会 西崎会長にインタビュー
―酒造好適米といわれている「雄町」について教えてください
「雄町」は、主に日本酒醸造に用いられている酒米です。1859年に雄町の農家、岸本甚造氏が伯耆大山(ほうきだいせん)から珍しい2本の穂を見つけ持ち帰り栽培したのをきっかけとして誕生しました。現在広く普及している酒米「山田錦」や「五百万石」のルーツとなった品種で、全国の酒蔵に愛用されています。高島地区で栽培するものを高島雄町米振興会が「高島雄町」として商標登録しています。

―「高島雄町」の特徴は?
化学合成された肥料や農薬を減らして栽培する「特別栽培米」にしています。品種改良していないため病気に弱い上、背が高く倒れやすい、収量が少ない、など栽培の難しさはありますが、全国の酒蔵から生産量を上回る要望があり、安定供給実現に向けて努力しています。

―「高島雄町」で作ったお酒はどのような味に仕上がりますか?
甘味や旨味のボリュームがあるフルーティな味わいのお酒に仕上がります。自分たちの栽培した雄町米で醸した日本酒は格別!

高島雄町米振興会 会長
西崎瞬二(にしざきしゅんじ)さん

◆お飾り部会 水田部会長にインタビュー
―お飾りはどのようにして作るのですか?
8月の暑い時期にまだ稲が青い状態で刈り取りを済ませ、乾燥させた後、9月~11月にかけて編む作業を行います。そのシーズンの作業が終わるとすぐに翌シーズンの装飾品の準備を始めるため、1年を通して製作にあたっています。

―高島地区のお飾りの特徴は?
昭和の終わり頃からは規格を決めて統一したものを生産していて、県内で販売されるお飾りの9割は高島地区で作られます。高島地区で作られたお飾りには、「高」のシールが貼ってあるのが目印です。

―ご苦労ややりがいはどんなことがありますか?
現在は生産者が8人のみで担い手不足が深刻な課題ですが、お正月の時期に、自分たちが作ったお飾りが飾ってあるのを見ると、頑張って作って良かったという気持ちになります。

JA岡山 高島支部 お飾り部会 部会長
水田彰(みずたあきら)さん

問合せ:中区総務・地域振興課
【電話】086-901-1602

中区役所公式Instagram:@okayama.nakaku.official

■[南区]「DIG in MINAMI-KU(ディグインみなみく)」で南区の魅力を満喫しよう
南区の魅力を存分に満喫できるイベントを開催します!南区には素敵なお店や地域団体、学校が多くあります。それぞれの魅力を「DIG in MINAMI-KU ~実り区のグルメandカルチャー~」で知っていただき、南区をより身近に感じてみませんか?

◆DIG(ディグ)in(イン)MINAMI-KU(みなみく)
~実(みの)り区のグルメandカルチャー~

日時:11月25日(土)10時~15時(雨天決行)
場所:南区役所駐車場(南区浦安南町)

◇参加団体一覧(順不同)
・浦安小学校金管バンド
・興陽高校(ハーバリウム体験・農作物などの販売)
・迫川獅子舞保存会
・ふじた傳三郎太鼓
・岡山芳泉高校サイエンス部・書道部・吹奏楽部

▽DIG(ディグ)とは?
DIG…「掘り起こす、探求する」
DIG in…「召し上がれ」
南区の文化を掘り起こし、皆さんに知っていただきたいと思い、イベント名に取り入れました。

▽実(みの)り区とは?
農地面積が広い南区の農作物の豊作から連想し、さまざまな「実り」が多い地域としてつけた南区の愛称です。

▽イベントの見どころ
浦安小学校の金管バンドをはじめとする南区内の学校や地域団体のステージです。それぞれの部活動の成果や地域の伝統芸能を披露します!
また当日は、南区で人気の飲食店やキッチンカーが多数出店します。出店する店舗などの詳細はHPや南区インスタグラムで紹介します。

問合せ:南区役所総務・地域振興課
【電話】086-902-3502

南区役所公式Instagram:@okayama.city.minami.ward

◎来月は北区と中区です。お楽しみに!

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