◆「毒出しうがい」とは?
岡山市内歯科医師会連合会
最近、ちまたで「毒出しうがい」という言葉を聞くようになりました。簡単に言えば、食べたらすぐうがいをすることですが、普通のうがいとは違っていくつかポイントがあります。まず、少量の水(10mlくらい)をお口に含んでクチュクチュと音を立ててうがいをします。歯と歯の間に水を通し、歯の裏だけではなく、唇側にも水流が行きわたるようにクチュクチュします。行う順番を決めておくのがいいでしょう。最初は上の前歯、次に下の前歯、左の奥歯、右の奥歯という具合です。クチュクチュの回数はそれぞれ10回くらいです。その際、部位ごとに水を吐き出してください。1分ほどで終了です。これなら習慣にできるのではないでしょうか?注意していただきたいことは、うがいだけではプラーク(歯についた食べかすとバイ菌のかたまり)は取れませんので、その後でゆっくりと歯磨きをしてください。
食後のタイミングのほか、間食後や口の中がネバネバするとき、口臭が気になるときなどいつでも簡単に取り入れられて、口周りの筋肉の衰えを防ぐトレーニングとしても有用です。以上、照山裕子著『歯科医が考案 毒出しうがい』より紹介させていただきました。
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