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今月の注目!岡山市(2)

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岡山県岡山市 クリエイティブ・コモンズ

◆岡山市女性農業士のおかやま農家レシピ
≪黄ニラと小松菜のあつあつ中華スープ≫
▽材料(5人分)
・豚バラ肉 100g
・黄ニラ 50g
・小松菜 200g
・卵 1個
・水 1,200cc
・ごま油 適量
・水溶き片栗粉 片栗粉・水:各大さじ1
・★顆粒鶏がらスープ 大さじ2
・★塩こしょう 適量
・★オイスターソース 大さじ1
・★し醤油 大さじ1

▽作り方
(1)鍋にごま油を敷き、豚バラ肉を炒め、色が変わったら小松菜も炒める。
(2)水を入れひと煮立ちさせる。
(3)★を入れ、味を整え、水溶き片栗粉でとろみをつけ、溶き卵を入れる。
(4)最後に黄ニラを入れてひと煮立ちさせれば完成。

レシピの詳細は「おかやまの農家レシピ」で検索

問合せ:農林水産課
【電話】086-803-1346

◆日本遺産シンポジウム「葬られた古代吉備の歴史」
「日本遺産『桃太郎伝説』の生まれたまちおかやま」の構成文化財である造山古墳を糸口として、輝かしい歴史を有していた古代吉備の実態に迫るシンポジウムを開催します。
日程:3月9日(日) 15時~16時30分
場所:岡山芸術創造劇場 ハレノワ(北区表町三丁目)
定員:1,500人(応募多数の場合は抽選) ※当選者には2月下旬に聴講券を送ります。
出演:
・大森雅夫(岡山市長)
・磯田道史さん(歴史学者)
・亀田修一さん(考古学者)
申込:氏名(ふりがな)、住所、電話番号を郵送・QRコードで2月17日までに

問合せ・申込:山陽新聞社サービスセンター
【電話】086-803-8222
(土・日曜、祝日を除く10時~13時、14時~16時)
〒700-0904 北区柳町二丁目1-1 同センター内「日本遺産シンポジウム係」

◆東区地域人権啓発事業
▽インターネットと人権
「インターネットと人権」について木村響子さんの講演と、芥川龍之介の小説「鼻」を題材にした短編映画を上映します。
日程:2月22日(土) 13時~15時30分(12時受け付け開始)
場所:百花プラザ(東区西大寺南一丁目)
内容:講演、映画「半透明なふたり」
講師:木村響子さん(女子プロレスラー故木村花さんの母)
定員:先着500人
他:手話通訳・要約筆記あり

問合せ:人権推進課
【電話】086-803-1070
【FAX】086-225-1699

◆岡山市長 大森雅夫の大盛コラム
~躍動するまちおかやまの「今」をお届けします~
▽第5回 葬られた歴史を救い出す その1
~古代吉備は、大和王権と同等の権威と権力を持っていた~

私は市長に就任して以来、歴史を活用した地域の活性化を目指し、ふるさと岡山の歴史を研究してきました。私の研究を歴史学者に話してみると、「そういう視点もある。」とうなずいてくれます。古代吉備と戦国宇喜多家のことです。今回は、古代吉備のお話をしたいと思います。
中学校の教科書には、「3世紀後半から6世紀後半まで大和王権が日本の中心だった。」と書いてあります。しかし、私は、「古代吉備は大和と同等の権威と権力を持っていた。」と考えています。
なぜなら、岡山市北区にある造山古墳は、5世紀初頭に築かれた当時は日本最大級であり、しかも、その形と大きさは、同時期に築かれた大和王権の大王墓である履中天皇陵古墳(大阪府堺市)とほとんど同じなのです。そして、古墳の形や大きさは、埋葬された人物の権力と権威の大きさを示すものだからです。また、造山古墳やその近くにある千足古墳では、遠く讃岐や熊本、天草から運ばれた石材が使われており、このことは、これらの地が吉備に帰属していたことを示しているからです。
それでは、なぜ中学校の教科書には「古代吉備は大和と同等の権威と権力を持っていた。」と書かれていないのでしょうか。
私は、後世の権力者である藤原不比等(ふじわらのふひと)が、「皇室が万世一系であること」が揺らぐのを防ぐために、また、吉備と密接な大化の改新で敗れた蘇我氏を悪者にするために、吉備を歴史から葬ったのではないかと考えています。「古代吉備は、大和と同等の権威と権力を持っていた。」市民の皆さんには、ぜひこのことを誇りに思ってほしいと思っています。
そして、造山古墳は、登ることができる全国で唯一の超巨大古墳です。また、近くにある千足古墳では横穴式石室の内部を見ることができます。さらに、古代吉備のことがよく分かる造山古墳ビジターセンターも設置しています。
市民の皆さん、そして、日本全国の皆さんには、ぜひ造山古墳を訪れ、古代吉備に思いを馳せていただきたいと思います。

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