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ええとこいっぱい 津山自慢(36)

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岡山県津山市

津山の人・物・技術など、明日誰かに自慢したくなる津山のいいところを紹介します

■欧州ツアー初優勝!男子ゴルフ 久常 涼さん(田熊)
4歳からゴルフを始め、小学5年生で世界ジュニアゴルフ選手権に出場し、4位入賞。その後も、日本ジュニア優勝や全国高校選手権優勝などさまざまな大会で好成績を残し、高校卒業を機にプロに転向。現在プロ3年目。SBSホールディングス所属。21歳。

◇プロ転向に踏み切る決断
4歳の頃、父の影響で始めたゴルフ。小・中学校、高校とずっとゴルフを続けてきました。
高校3年生の時、試合でアメリカに行った際、アメリカの大学から声が掛かりました。世界一のプロツアーが行われる国にあり、一流のゴルフ環境が整っていることに魅力を感じました。留学したいと夢を膨らませていましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大で渡米が難しくなりました。日本での大学進学も考えましたが、少しでも早くプロの環境で技術を磨き、成長したいと思いました。結果がすべての世界で、自分が本当にやっていけるのか不安はありましたが、覚悟を決め、高校卒業と同時に、日本でプロゴルファーとしての活動を始めました。

◇プロになって初の優勝!
9月にフランスのパリで開催された欧州・DPワールドツアー「カズー・フランスオープン」で優勝できた時は、勝てると思っていなかったので、実感が湧きませんでした。プレー中は、攻めの姿勢でいこうと思っていました。とにかくたくさんのバーディーを取ろうと、目の前のショットに集中しました。厳しい状況もありましたが、最初から最後まで自信を持って打つことを心掛けました。その強い気持ちに、さまざまな幸運も重なり、良い結果につながったのだと思います。結果を気にしないよう、プレー中は、各プレイヤーのスコアが表示されるリーダーボードを見ていなかったので、最後まで自分がどの位置にいるのかも知りませんでした。
家族や、出身の作陽高校ゴルフ部監督、練習場の皆さんに支えられ、今があります。いつか恩返しをしたいという気持ちで頑張っていたので、優勝という結果を皆さんに報告できて良かったです。

◇今後の目標
将来は、プロゴルファーの松山英樹さんと同じアメリカPGAツアーでプレーし、優勝することが目標です。また、来年、今回優勝した会場でパリオリンピックが開催されるので、出場できたらうれしいです。
スポーツだけでなく、他のことにも共通しますが、努力無しには成功は難しいと思います。成功するまで、継続することが重要です。感謝の気持ちを忘れず、これからも頑張っていきたいです。

※小学5年生の時の久常選手にインタビューした内容を、『広報つやま 2013年12月号』で紹介しています

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