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令和5年度当初予算(1)

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岡山県津山市

社会保障関係費の高止まり、第三セクター等改革推進債の発行に伴う元利償還金の長期負担や建設事業に伴う一部事務組合負担金の増加に加え、原油価格・物価高騰の影響による施設の維持管理経費の増加などに見舞われ、市の財政は、依然として厳しい状況です。

■予算編成のポイント
*既存事業の目的や実績、効果の検証
*個別事業の細かな見直し・改善
*事業間または部署の枠組みを超えた、事業の重点化、統廃合の検討
*公民連携、民間活力の導入検討など

■未来を切り開き活力と魅力あふれるまちづくりに向けて
「第5次総合計画後期実施計画主要事業」「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略事業」を積極的に推進

〇重点
・子育て支援施策の拡充
・津山市スマートシティ構想の実現
・津山まちじゅう博物館構想の具体化など

■令和5年度の主な事業

◆子育て環境の充実と人と文化を育むまちづくり
〇多子世帯応援事業 1億1,028万円
経済的な負担を軽減し、安心して出産、子育てができるよう、多子世帯の第2子以降の子どもを対象に、市独自の給付金を支給します。
支給額第2子…1歳時、2歳時にそれぞれ10万円、第3子以降…1歳時、2歳時、3歳時にそれぞれ10万円
※子育て世帯の応援事業は6・7ページにも紹介

〇子ども医療費公費負担事業 4億3,828万円
通院・入院ともに、中学校卒業までの子どもの医療費自己負担分を無料化しています。令和6年1月から、対象を高校卒業年齢まで拡大します。

〇生徒指導・不登校対策事業 1,672万円
登校支援員や別室支援員を置き、生徒・保護者からの相談活動や別室指導による居場所づくりなど学習・生活支援を行います。

◆健やかで安心できる支え合いのまちづくり
〇福祉タクシー車両更新事業 439万円
高齢者や車いす利用者が安全に利用できるよう、老朽化した福祉タクシー車両を更新します。
学区外に通う難聴児などの特別支援学級児童・生徒の通学手段としても活用します。

〇子どもの学習・生活支援事業 1,530万円
子どもたちの将来が、生まれ育った環境によって左右されることのないよう、自立相談支援事業と連携し、学習支援、居場所づくり、保護者の理解を促すなど、将来の自立を後押しします。

◆雇用の創出とにぎわいのあるまちづくり
〇つやま産業支援センター企業サポート事業 1億円
魅力的な雇用を生み出し、持続可能な産業基盤を築くため、企業の経営力強化、創業・新事業の創出、人材育成の支援などを行います。

〇津山シティプロモーション戦略事業 8,705万円
発信力の高い国内の20~34歳の女性、台湾をはじめとする訪日外国人旅行者に向け、歴史、文化、食、鉄道遺産など市の魅力を発信し、誘客を促し、まちのブランド力を向上させます。

〇新規学卒者地域内就職応援事業 622万円
地域企業説明会や見学会などを開催し、企業の魅力発信や就活支援を行います。

〇つやま和牛ブランド化事業 1億3,367万円
導入・肥育資金の貸し付けや販売促進などを行い、安定的な出荷頭数の確保を目指します。

〇ワーケーション等推進事業 2,950万円津山の歴史、文化、肉料理、農業体験などを組み合わせたワーケーション(*)モニターツアーを企画し、都市部から企業を呼び込み、地域と関わりを持つ関係人口の増加、デジタル技術などを柱にした地元企業との交流の機会を創り出します。(*)旅先で休暇を楽しみながら仕事をする新しい働き方

◆豊かな自然環境の保全と快適に暮らせるまちづくり
〇津山市スマートシティ構想推進事業 2億3,167万円
誰もが豊かさを実感できるデジタル社会の構築に向け、サービスと住民、事業者などをつなぐデータ連携基盤を整備するとともに、市民ポータルサイトを使った情報発信や電子申請などの新たな事業やサービスを提供します。
※スマートシティ構想は5ページで紹介

〇地域高速通信環境整備事業 6,400万円
光通信サービスの未整備地域で、光ファイバ網の整備を行う電気通信事業者に助成を行います。

〇市有施設LED化事業 2億9,173万円
民間提案制度を活用し、本庁舎やスポーツ施設などの照明器具をLED化することで、電気代などの維持管理費の削減、ゼロカーボンシティの実現に向けた二酸化炭素排出量の削減に取り組みます。

◆災害への備えと都市機能の充実したまちづくり
〇まちじゅう博物館構想推進事業 1,800万円
津山まちじゅう博物館構想を具現化していくため、市や関係機関・団体などでコンソーシアム(共同体)を設立し、「博物館都市」としての魅力を高め、まち全体を博物館に見立てたまちづくり事業・人づくり事業を行います。

〇城西地区観光拠点施設等整備事業 1億3,998万円
城西地区の更なる魅力向上と観光客の利便性向上のため、作州民芸館(西今町)の修理や観光駐車場の整備を進めます。

〇災害情報等配信システム更新事業 463万円
「津山市災害情報等配信システム」を更新し、配信情報の多様化、多言語化などを行います。防災行政無線などを一部自動音声化することで、情報伝達のタイムラグ(時間差)を解消します。

〇城東まちの駅整備事業 1,100万円
観光客の利便性と回遊性の向上のため、観光情報の提供やトイレ、防災などの機能を持つ「道の駅」を、城東地区の国道53号沿いに整備するための取り組みを進めていきます。

〇社会資本整備総合交付金事業(総社川崎線・沼林田工区) 1億8,832万円

〇総社川崎線(山北工区) 1億6,240万円

◆その他
〇ふるさと納税推進事業 2億925万円
ふるさと納税の拡大に向け、返礼品の開発や都市圏でのPRを積極的に行います。ふるさと納税の返礼品として、津山市を訪れた旅行者が電子商品券を受け取り、市内で消費できる仕組みを導入します。

〇公共交通ICカード利用促進事業 100万円
65歳以上または運転免許返納者を対象に、津山駅北口広場交通観光案内所で、交通系ICカード「ICOCA」を発行する際に必要なデポジット料金(保証金)を補助します。

問合せ:財政課
【電話】32-2020

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