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ええとこいっぱい 津山自慢(37)

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岡山県津山市

津山の人・物・技術など、明日誰かに自慢したくなる津山のいいところを紹介します

■中日ドラゴンズドラフト6位指名 加藤 竜馬さん(加茂町中原出身)
小学2年生で野球を始め、中学校では軟式野球部と地元の硬式野球クラブを掛け持ち。高校、大学でも野球に打ち込み、卒業後は東邦ガス硬式野球部に所属。最速154キロの直球が持ち味の投手。
令和5年10月のドラフト会議で、中日ドラゴンズから6位指名を受ける。24歳。

◇とにかく野球に打ち込みたい
小学2年生の時、1つ年上の先輩たちが野球をしていて、自分もやってみようと思ったのが、野球を始めたきっかけです。当時は、自衛官だった祖父の影響で自衛隊に憧れていました。野球を続けるうちにどんどん楽しくなり「自分がやりたいのは野球だ」という気持ちが強くなりました。
もっと厳しい環境で野球に打ち込もうと、大阪偕星学園高校(大阪府)、亜細亜大学(東京都)へ進学しました。小・中学校では捕手をしていましたが、高校の時に肩の強さを認められ、投手に転向しました。「日本一厳しい」といわれる亜細亜大学硬式野球部をはじめ、高校、大学はとにかく練習が厳しかったです。その練習を仲間と一緒にやり抜いたことは、どんな環境でもやっていけるという自信につながりました。また、大学の先輩にはプロとして活躍している人も多く、3年生のころから真剣にプロ野球選手を目指すようになりました。

◇けがを乗り越えプロの世界へ
高校生の時、腰に痛みが出て、練習を休む・再開するを繰り返していました。その後、腰のヘルニアになり、大学2年生の冬に手術を受けました。約6カ月の療養の間、野球ができないことがとてもつらく、やめたいと思ったこともありました。そんな時、家族や小学校時代の恩師から前向きな言葉を何度もかけてもらい、立ち直ることができました。
プロへの第一歩と考えて進んだ東邦ガス(愛知県)硬式野球部でも、入部直後の4月にひじを痛め、手術しました。2年目の今まで、全国大会への出場経験がなく、アピール不足を感じていたので、ドラフト指名された時は、まずほっとしました。家族や関わってきた人たちに、やっと恩返しができると感じています。

◇「絶対できる」と信じて
中日ドラゴンズでは、チームに信頼され、ファンに応援される選手を目指します。強みのストレートや、フォークのレベルを上げ、1年目から1軍のマウンドで投げ、勝利に貢献したいです。
何事も、できないと思うと本当にできなくなってしまいます。「絶対できる」と自分に言い聞かせ、目標に向かって諦めず進み続ける気持ちを、これからも大切にしていきます。

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