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ええとこいっぱい 津山自慢(38)

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岡山県津山市

津山の人・物・技術など、明日誰かに自慢したくなる津山のいいところを紹介します

■全日本テニス選手権女子シングルス優勝 加治 遥さん(桑上出身)
6歳からテニスを始め、小学6年生から全国大会に出場。大学在学中の全日本学生室内テニス選手権大会優勝をはじめ、さまざまな大会で好成績を収める。大学卒業後プロへ転向し、現在、国内外で年間30以上の大会に出場するなど活躍中。株式会社島津製作所所属。29歳。

◇テニスとの出会いから全国へ
6歳の時、3歳上の兄が通う市内のテニススクールに付いて行ったのが、テニスとの出会いでした。もともと運動が好きで、すぐにスクールに入り夢中になりました。とにかく負けたくないという気持ちで練習に打ち込み、小学6年生で全国大会に出場できるようになりました。全国大会は強い選手ばかりで、いろいろな人から刺激を受けました。プロを意識し始めたのはこの頃だったと思います。
中学校卒業後は、元プロテニスプレイヤーの伊達公子さんや、浅越しのぶさんなどが卒業したテニスの強豪校、園田学園高等学校(兵庫県)から、園田学園女子大学に進学しました。その後、平成29年から、島津製作所でプロ選手として活動を始めました。

◇悲願の初優勝
今回優勝した全日本テニス選手権(令和5年11月)には、大学1年生の時から挑戦していて、過去10大会の成績は、シングルスのベスト4が最高でした。大学時代からの長い道のりだったので、初優勝の懸かった決勝戦は特に大きな緊張感がありました。試合中はしっかり走ることを意識し、持ち味のねばり強さを活(い)かしたプレーができたことが、結果につながったのだと思います。
令和5年は、全日本テニス選手権の優勝や、グランドスラム(世界4大大会)の1つの全米オープン予選出場など、刺激にあふれた1年でした。大会のレベルが上がるほど、ショットの精度やコートを走り回る持久力などで高いレベルが求められます。1ポイントの重みが大きいため、無駄なミスをしないよう、心技体、隙のない選手を目指していきたいです。

◇そして世界へ
今後の目標は、グランドスラムの予選出場を定着させ、本戦で活躍することです。現在、世界でのランキングは200位台ですが、国際大会などを勝ち抜き、100位台に入れるよう練習に励んでいきたいです。これからも失敗を恐れず、何事にも積極的に挑戦していきます。

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