農業者の高齢化や担い手・後継者不足などで遊休農地が全国的に増加しています。地域農業を維持するために、誰が・どこの農地を管理するのかなど、地域農業の在り方について地域の皆さんで話し合い、将来の農地利用の姿を明確化する「地域計画」を作ります。
■地域計画って何?
市内を8地域に分け、地域の農業をどのように維持・発展させていくかを地域の皆さんで話し合い、作り上げていく将来計画のことです。
■具体的にはどうするの?
地域の農地で「この先誰が何を作るのか」「使わない農地をどうしていくのか」などを、地域で話し合い、その内容をもとに地図や計画書を作成します。10年後の目指したい農地利用の姿を示す「目標地図」を作り、1筆ごとの利用状況を見える化していきます。
◇現状の確認
地域ごとに、現在の作り手を色で表した地図を作成
誰がどこを管理しているのか明確化
◇目標地図の作成
耕作地を入れ替えてまとめることで、農作業の効率がUP
ゆるやかに農地を集積・集約
■どのように進むの?
◇4月(済)
農地所有者に意向調査
◇8月~
8つの地域ごとに協議
◇9月~
協議の結果を取りまとめて公表し、地域計画(案)を市が作成
◇令和7年3月末
地域計画の策定、公告
◇令和7年4月~
地域計画の実行、見直し
※令和7年4月の地域計画の実行以降も、毎年見直しを行います
農業委員会・農地バンク・JA・土地改良区などの関係者も参加し、サポートします!
■地域計画内の農地転用などにはご注意を
地域計画に位置付ける農地は、農地として管理することが前提となり、転用などが制限され、許可されないことがあるため注意が必要です。
近い将来、転用などを行う意向がある農地については、農業委員会事務局にご相談ください。
問合せ:
農業委員会事務局【電話】32-2159(農業振興課内/役所4階)
農業振興課【電話】32-2079
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