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議会だより 定例議会令和5年9月(1)

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岡山県西粟倉村

■村長所信
4月の村議会選挙、8月の村長選挙を経まして新たな議会、執行体制がスタートしました。
ロシア・ウクライナ戦争が世界にもたらす影響、また地球温暖化、国内におきましては少子高齢化、人口減少問題、さらに日本経済の成長率の低さが物価上昇という国民生活への痛みとなって現れる気配を強く感じています。大局的には強い経済が国民生活を牽引する姿の再来を望むところですが、一方、現代は様々な利害関係や主義主張、また宗教や民族問題など複雑で正解の出せない混迷した社会を迎えつつあります。そこには様々な理由で様々な正解が存在することも事実です。その中でも、より多くの人々に共感して頂ける未来を創らなければならないのが、今を生きる私たちの責務であろうと思います。
村の現状も大変厳しい環境にありますが、原点に返り、村の歴史や先人の生き様からその背景が示唆する存続のためのヒントを学び取らなければなりません。さらにこれからも持続する地域の将来は若者の存在によって大きく変化していくことになります。現下の急激な人口減少、少子化を食い止め、変化していく地域に特有の新しい価値観の下に村民の幸せと「生きるを楽しめる」暮らしを築いていかなければなりません。さらに様々な地域の課題を先取りし村の自立と使命、存在意義をかけて取り組む覚悟です。

■新田義純議員
▼質問事項 新田議員(1)
西粟倉村の教育改革について

▽質問要旨
6月定例会で村長は、村の現状の課題として4点をあげられました。その中に持続可能な村づくりの中核として教育改革をあげられています。折しも教育振興基本計画は5か年の最終年度を迎え、新たな計画の策定が求められています。また、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正により、首長と教育委員会が協議し、教育行政の指針となる大綱を策定することともなっています。そこで、村長には本村教育行政の今後の方向性について見解をお伺いします。併せて本村の教育に関わる課題を踏まえ、教育改革を具体的にどのように進めていくか、教育長にお伺いします。

▽答 青木村長
教育の目的は、常に変化していく将来の暮らしに向けて、より豊かで幸せな社会を築くための学びと健やかな成長を促進することだと思います。私が新たに大綱の主体としていますのは、個々人がその将来に向けた課題解決の主役であることを認識するとともに、子供たちがその気づきを得られるような教育の姿を求めていきたいと考えています。

▽答 関教育長
村固有の課題は、高校・大学など高等教育を受ける環境から遠い。文化芸術やスポーツなどの本物に触れる機会が少ない。様々な意見や価値観を持った人と接する機会が少ない。多勢の人の中では萎縮したり、自分の意見を言えなかったりする。以上のことは、過疎地域などに共通した課題です。
全国学力テストは、その学年によって格差がどうしても起きます。先生方には、去年よりも今年、今年よりも来年が良くなるよう授業改善を行っていただき、子供たちを伸ばすことをお願いしています。

▽問 新田議員
学力について、小規模自治体が結果を公表しないのは良いと思います。本来の全国学力テストの意味は、その調査を基にしてどう授業を改善していくか、そこにあります。今後その方向性を広く公表する考えはありませんか。
今、学校教育以外のところに教育の場を求める保護者が増えています。そのことについて教育長のお考えをお伺いします。

▽答 関教育長
学力を測るだけでなく、課題を分析し、それを学校全体で共有し授業改善を進めることを繰り返した結果、良い方向に向かっています。そのことを広く知っていただくことは大切です。どのようなやり方が一番理解いただけるか考えたいと思います。学校外に居場所を求める方がおられることは肯定的に捉えています。子供が主体性を持ってここで学びたいと思えて、そこを拠点にしたいのであれば、それを尊重するのが一番良いと思います。

▽結 新田議員
教育改革を今後進められますが、何よりも学校教育を中心に、学校教育を充実し、学校教育の中で個性と多様性、そして今後の夢を育むことができる、そのような教育の展開をしていただくことを切に願います。

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