国際連合は、世界人権宣言採択の日である12月10日(火)を「人権デー」に、10日を最終日とする1週間を「人権週間」と定め、世界人権宣言の意義を訴えるとともに、人権尊重の考え方の普及に努めてきました。
近年は、SNS上で他人を誹謗中傷したり、個人の名誉やプライバシーを侵害したり、差別を助長するような情報を発信するなど、インターネット上の人権侵害が深刻な問題となっています。
また、マイノリティに対する偏見・差別の解消も、引き続き取り組むべき重要な課題です。多様性が尊重され、全ての人々がお互いの人権や尊厳を大切にし、生き生きとした人生を享受できる共生社会の実現を目指した啓発活動に取り組んでいきます。
様々な人権課題がある中、これらは決して、自分以外の「誰かのこと」、「自分には関係のないこと」ではありません。本年度も人権問題を自分や自分の身近な人の問題として捉え、互いに人権を尊重し合うことの大切さを認識し、他人の人権にも配慮した行動をとることができるようにしていきましょう。
問合せ:保健福祉課
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