■小学校3年生 昔の道具から生活を感じる
小学校3年生の社会科では、昔の生活について知る単元があります。今回は、郷土史探訪クラブの福井正さんをお招きし、村にある昔の農具を中心にご紹介いただきました。
まずは、稲作がどのように行われてきたのかについて当時の様子の写真を見ながら教わりました。もちろんトラクターなどは無く、腰を曲げて作業している様子に「結構きつそう…」との声が挙がりました。馬や牛を使って耕す「しろかき(馬ぐわ)」など普段目にしない道具が並びます。道具を実際に触ってみて、千歯こきを使って脱穀にも挑戦しました。籾が取れると、「おおー!」と歓声が上がります。
「こんなに手間をかけて作られたお米だから、みんな大切に食べていたんです。」という福井さんの言葉を子どもたちは真剣な顔で受け止めているようでした。
教育コーディネーター 今井晴菜
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