「夏祭りをやりたい!」そんな小学生の女の子の声から「サンクス夏祭り」の企画が始まりました。「お店のスタッフをやってみたい!」と集まったのは12名の子どもたち。4つのお店を出すために役割分担から当日の出店スタッフまで、子どもたち同士で協力して準備を進めてくれました。最初の役割分担をする話し合いではなかなか意見がまとまらず時間を費やしてしまいました。しかし、高学年の子たちが低学年の声を丁寧に拾ってくれ、あみだやじゃんけん、多数決などに頼らずに全員が納得した状態で役割を決め、準備を進めることができました。
8月9日(金)当日。「いらっしゃいませ~!」と元気な声が響き渡ります。お客さんから注文が入ると、真剣な表情でぎこちないながらも商品を作って提供していました。自分たちもお祭りを楽しみながら、みんなでお店をやり切ることができました。
このように子どもたちが安心して「やってみたい」を自分たちで叶えられる環境を整えられてきています。そこには、西粟倉の子どもたちに関わりいつもたくさんのサポート、応援していただいているみなさんのおかげだと感謝しています。
教育コーディネーター 今井晴菜
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