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[ジオコラム]あかいわの大地の成り立ち(14)吉井ジオツアー

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岡山県赤磐市

赤磐市には4つのエリア(山陽・赤坂・熊山・吉井)があり、それぞれに特色のある地層が見られます。今回は、インターン生が吉井エリアの地質資源(ジオ)について、地球史研究所所長の乙藤洋一郎さんの解説を受けながら取材しました。

【1】砂岩泥岩互層(城南小学校東の山の斜面)
乙藤先生:砂岩泥岩互層とは、砂の層と泥の層が交互に積み重なった地層で、この地層は地震によってできた3億年前の地層だと考えられています。
インターン生:実際に地層を触ってみましたが、石と同じくらい固く、とても砂や泥とは思えませんでした。

↓車で5分

【2】地球史研究所前
乙藤先生:写真に写っている山には、ペルム紀の地層の上に三畳紀の地層が重なっている、全国的にみても珍しい露頭(野外において地層や岩石が露出したところ)があります。
インターン生:私たちが普段何気なく見ている山にもかなり古い歴史があると実感することができました。

↓車で5分

【3】草生多目的広場
乙藤先生:このレキ岩は約3,400万年前のものだとされており、レキ岩が侵食されることなく見つかるのは、草生多目的広場を含む吉備高原が少なくともその頃から現在まで安定した大地であったことを示しています。
インターン生:赤磐市は豊かな自然だけではなく、歴史のある地層によって安全な大地だということがわかりました。

今回は「あかいわの大地(ジオ)ガイドマップ編」に掲載されている、「吉井吉備高原コース」を周りました。ほかにもさまざまなコースや場所があるので、ぜひ皆さんも見学に行ってみてください。

もっと知りたくなった人は、地球史研究所の先生に聞いてみよう!
・地球史研究所(周匝)
【電話】956-3538(※外出中で不在のときもあります)
※二次元コードは本紙をご覧ください。

問合せ:政策推進課政策企画班
【電話】955-2692

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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