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令和6年度 市長施政方針

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岡山県赤磐市

主要事業や予算編成についての方向性を示す施政方針。
3月議会で友實武則市長が述べた今年度の施政方針について主な内容をお知らせします。

令和6年度の予算編成においても、最終年度を迎える「第2次赤磐市総合計画」の掲げる将来都市像の実現に向け、継続して事業に取り組みます。人と人、人と地域の絆を大切に、さらに活力ある、魅力あふれるまち、赤磐市にするため、「第4次赤磐市行財政改革大綱」により足腰の強い財政基盤を築きながら、3つの「重点戦略」に沿った施策を推進します。厳しい財政状況を鑑みて、約15億円の基金取り崩しを行いつつ、事業の抜本的な見直しや財源確保に努め、物価高騰の中、生活に密着した事業に重点配分しています。

【01】経済・産業に活力があり、ひとが集まるまちを創る
市内での良質な雇用をさらに創出することで、「職住近接」のまちづくりにつなげ、昼夜間人口比率の向上を目指します。交通利便性に裏打ちされた立地条件の優位性を活かし、市内各地域の特性に応じた活性化を戦略的に進めることにより、県南東部地域の産業を牽引するまちづくりを進めます。熊山、吉井地域での企業誘致については、令和6年度の着工予定と伺っており、新たな雇用の創出など、地域の振興に貢献していただけるものと大いに期待しています。
農業分野においては、民間事業者の技術を活用した次世代農業技術集積センターの計画が着実に進んでいます。センターでは野菜類の育苗から栽培技術の普及、出荷・販売先の確保などにより、稲作に代わる作目として農家や新規就農者の選択肢の幅を広げます。

【02】安心して子育てができ、次代を担うひとが育つまちを創る
充実した子育て・教育環境をさらに魅力あるものにします。
子育て・教育分野では、高校生等までの医療費自己負担分について全額を助成します。保育園、認定こども園、幼稚園、小中学校での給食費についても、第3子以降を対象とした無償化を実現いたします。
子ども・障がい者相談支援センター「りんくステーション」事業など、「子育てするなら、あかいわ市」にふさわしい、子育て世代の皆さまに寄り添った施策を推進します。

【03】多彩な人材の活躍により、地域が活性化しているまちを創る
生涯を通して健やかに暮らせるまちの実現に取り組みます。
水道事業において、これまで市民の皆さまや事業者の皆さまのご協力を得ながら安定供給とともに財政健全化に努めた結果、少しばかりではありますが、基本料金の値下げを行います。
公共交通では、安全で快適な交通社会の実現に向け、路線バスへのICT活用の拡充、デマンド型市民バスの運行地区の拡大など、利用しやすい交通環境の整備を促進します。
福祉分野においても、地域包括ケアシステムを構築し、健康寿命を延伸するとともに、住み慣れた地域で安心して暮らせる仕組みづくりに注力します。
本市の新たなまちづくりの実現に向けて進めている都市計画変更については、未来を担う若い世代の皆さまにとっても大きな夢や希望が持てるまちとなるよう引き続き尽力します。

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