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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ2025

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岡山県赤磐市

■「職住近接」のまちづくりの実現に向けて
赤磐市長 友實 武則

明けましておめでとうございます。令和7年(2025年)の新春にあたり、市民の皆さまには、新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
旧年は、都市基盤整備や農業振興などの分野において、節目ともいうべき大きな進展がございました。本市が目指す将来像である「職住近接」の実現、また基幹産業の一つである農業の近代化、安定化に向け、それぞれ確実な一歩が踏み出せたものと確信しております。
また、公共交通へのキャッシュレス決済の導入とデマンド交通の拡充、行政手続きのDX化や高校生までの医療費完全無償化など、市民サービスの充実にさらに注力いたしました。
本年は、これまでの成果を礎として、各地域の拠点整備と賑わいの創出をテーマとした各種事業をさらに推進いたします。また、多様性を認め合う「インクルーシブ教育」の推進などの子育て・教育施策をはじめ、農業振興施策や健康寿命延伸に向けた福祉施策の充実など、本市がより一層魅力的なまちとなるよう努めてまいります。
最後に、いよいよ市役所の耐震改修工事が完了し、中央公民館を残すばかりとなりました。全ての工事が完了するまで今しばらくお時間をいただきますが、引き続き、ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
迎えた年が皆さまにとって幸多き素晴らしいものとなりますよう、心からお祈り申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

■多様な学びで未来を創る赤磐の教育
赤磐市教育委員会教育長 坪井 秀樹

明けましておめでとうございます。平素から、教育行政推進にご理解とご協力をいただき厚くお礼申し上げます。
教育委員会は、誰もがいきいきとした人生を享受することのできる共生社会の実現に向けた教育施策を引き続き展開してまいります。
学校教育においては、「学習意欲」・「学び方」・「学習習慣」を中心に、自ら学び成長していく力を育んでいきます。具体的には、子どもたち一人一人の学習進度や興味・関心などに応じた、主体的な学びを進めながら、「課題解決型学習」や「探究学習」に取り組みます。子どもたちが自ら考え決定できる場面を増やし、自己決定力や、多様な他者を認めながら協力する力、異なる意見から納得解を導き出す力などの育成に努めます。また、社会を取り巻く環境の急速な変化により、子どもたちが抱える困難さは年々多様化・複雑化しています。学校・園を誰もが通いたくなる魅力ある場所にする取り組みを加速させるとともに、学校外の「学びの場」づくりにも取り組み、誰一人取り残されない学びの実現に向けた施策を推進します。
社会教育においては、公民館などの社会教育施設の機能強化を図り、地域や家庭で共に学び支え合う社会の実現に向けた教育の推進と生涯にわたるスポーツライフ(する・観る・支える)の実現を目指します。また、市内の貴重な文化財保護を進めるとともに、地域に根ざした文化・芸術活動の魅力を伝え、発信する活動を促進します。
教育委員会は、教育行政の活性化に努め、先見性と創造性を発揮しながらその使命を果たすとともに、学校、家庭、地域社会が、それぞれの役割を果たしながら、連携・協働を進め、質の高い教育を進めていくための新たな「赤磐市教育振興基本計画(教育大綱)」を策定します。

■多種多様な課題実現に向けた取り組みを
赤磐市議会議長 佐藤 武

市民の皆さまにおかれましては輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
本年の干支は巳年です。巳年の特徴は新しい挑戦や変化に対して前向きな姿勢を示す年と言われています。市民の皆さまも新たなことにチャレンジする年にしていただきたいと思います。
さて、昨年を振り返りますと、年初に発生した能登半島地震をはじめ、異常気象に伴う豪雨災害により多くの生命財産が奪われました。自然の猛威の前に人間の力は、はるかに及ばないことを痛感した一年でもありました。残念ながら、こうした異常気象の原因である地球温暖化に対しての国際的な取り組みが一朝一夕に改善することは非常に厳しい状況となっており、本年も猛暑や大災害の発生が懸念されます。
議会としましても、市民の皆さまの生命財産を守り、安全安心を届けるため、防災・減災対策について検討を重ね、執行部に対して提案や改善要求を重ねています。さらに、物価高騰が続き、毎日の暮らしは大変な状況となっております。国・地方が一丸となり、改善策に取り組んでいくことが重要課題となっております。
赤磐市の活性化を進める新拠点整備事業が進んでいますが、昨年9月議会では公共ゾーン(道の駅)の用地費など9億7千万円余りの予算を賛成多数で可決しました。さまざまな意見がありますが、企業誘致が進めば就労場所の確保や人口増、さらには波及効果により企業進出も期待され、10年後、20年後の赤磐市のまちづくりに向けた基盤づくりになると考えます。
結びになりますが、市民皆さまのご健勝を祈念申し上げますとともに、昨年同様、市議会に対してご理解とご指導を賜りますようお願いいたします。

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