11月17日、高陽中学校で令和6年度赤磐市総合防災訓練を行いました。訓練には、地元住民をはじめ、自衛隊、赤磐警察署、消防団など市内外の34機関、332人、車両32台が参加し、関係機関の活動を確認するとともに、連携の強化と総合的な防災力の向上を図りました。
展示コーナーでは、関係機関による防災啓発や活動紹介、特殊車両などの展示が行われ、また、炊き出し訓練では、自衛隊、市栄養改善協議会、JA晴れの国岡山岡山東女性部の共同作業でカレーライス約300食の非常食の配布が行われました。
会場に集まった多くの見学者は、これらの各種訓練や啓発活動、炊き出しなどを通じて防災に対する理解を深め、防災意識の向上につなげました。
近年の地震災害や豪雨災害に見られるように大規模で広範囲に及ぶ災害が発生した場合には、行政の力だけでは避難誘導や救助活動などの災害対応には限界があります。「自分の身は自分で守る」ことは基本ですが、このようなときこそ地域住民が相互に助け合う「共助」が大切です。災害はいつ起こるか分かりません。まずは災害への理解を深め、もしものときに備えて、日頃から災害備蓄や避難要領の確認などを心がけましょう。
問合せ:くらし安全課
【電話】955-2650
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