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自治体の皆さまへ

〔コラム〕消費のアドバイス(第98回)

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岡山県赤磐市

◆今から考えておきたい「デジタル終活」
終活という言葉はよく聞くようになりましたが、最近では「デジタル終活」の必要性が高まっていると言われています。スマートフォンやパソコンなどが普及した現代社会ならではの遺品として、「デジタル遺品」があります。デジタル遺品の明確な定義はありませんが、故人がネット上に保有していた資産のデータやインターネットで契約したサービスのアカウントなどを含めてそう呼ばれています。デジタル遺品に関する相談の中には、遺族が契約内容の確認や解約をしたくても、ID・パスワードの手がかりがないために手続きに困るケースがあります。

◇相談事例
・故人が利用していたネット銀行の手続きをしたくてもスマホが開けず、ネット銀行の契約先が分からない。
・故人が契約したインターネットサービスのID・パスワードが分からないため、請求が止められず困っている。

◇事前の対策は?
・万が一の場合に、遺族がスマホやパソコンのロック解除ができるようにしておきましょう。
・ネット上の資産やインターネットで契約したサービスは、サービス名・ID・パスワードを整理しておきましょう。
・エンディングノートの活用も検討しましょう。
・不要なサービスは解約を検討しましょう。

困ったときは、消費生活センターなどにご相談ください。

問合せ:
赤磐市消費生活センター【電話】955-4783(平日午前9時~午後4時)
消費者ホットライン【電話】188(土日祝もつながります)

問合せ:くらし安全課

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