◆事故のない安全なまちを目指して
市では、交通指導員が幼児・児童・高齢者などを対象とした交通安全に関する教育指導や啓発、街頭指導などを行っています。年間50回以上、それぞれの年代に合った指導法で交通指導を行い、事故のない安全なまちを目指して活動を続けています。団体・グループからのご希望に応じることもできますので、ぜひご相談ください。
◇増田 交通指導員
「行ってきます」と家を出て、「ただいま」と家に帰る。この当たり前が一瞬にして失われることがないように、日々交通指導を行っています。「楽しかった」、「役に立ったよ」など、皆さんからの温かい言葉が日々の活力になっています。
悲惨な交通事故が1件でも少なくなることを願って、お子さんから高齢の方まで、それぞれの年代に合わせた指導をお届けできるよう努めています。
◇結縁 交通指導員
4月から交通指導員になり、幅広い年代の方と関わる機会が増えました。
継続して指導を行っていくことで、見守り活動中に手を振ってくれるお子さん、声をかけてくださる地域の方も増え日々楽しく活動することができています。
市民の皆さんが安全に笑顔で過ごせるよう、これからも一緒に交通安全について考えていきたいと思います。
◆市内で取り組んでいる交通安全活動
◇交通安全県民運動
毎年春・秋の交通安全県民運動に合わせて、出発式の開催や市内各地で街頭啓発活動を行い、交通安全意識の高揚を図っています。
◇登下校の見守り
地域ボランティアや保護者、学校・市職員が通学時間帯に市内各地の交差点で子どもたちの安全を見守っています。
◇注意喚起
交通事故の多い交差点やT字路、通学路周辺にのぼり旗を設置し、安全を守る役割を果たしています。通行車両などに対し、「とび出し注意」、「スピード落とせ」など、さまざまな種類やキャッチコピーで注意喚起を行い、交通事故防止を訴えています。
◆悲惨な交通事故を1件でも減らしたい
赤磐警察署 松井 靖典 交通課長
◇子どもたちが事故なく登下校ができるように
毎日子どもたちが元気に登下校する姿を見ると、改めて身の引き締まる思いがします。
子どもは大人をよく見ています。子どもの安全を守るために、保護者の皆さんは、お子さんに対して交通ルールを教えるとともに、自らがよいお手本となっていただくようお願いします。
◇通り慣れた道こそ「かもしれない運転」を
通勤・通学などで通り慣れた道こそ多くの危険が潜んでいます。毎回同じ道路状況とは限りません。「今日は車や人が飛び出してくるかもしれない」といった「かもしれない運転」を心掛けてください。
車は便利な乗り物ですが、乗り方を誤れば凶器になりかねません。ドライバーの皆さんは、高度の注意義務を課されていることを再認識し、常に緊張感をもって運転しましょう。
◇自分の身は自分で守る
歩行者の皆さんは、「道路を渡るときは横断歩道を利用する」、「暗い道を歩くときは夜光反射材を利用する」など自分の身は自分で守る行動をしましょう。
◇事故撲滅を目指し心を一つに
一人一人の心掛けにより、悲惨な交通事故の発生を防止することができます。
事故撲滅を目指し、市民の皆さんの心を一つにして協力し合いましょう。
警察としても、事故のない安全な赤磐市にするため、事故防止に努めていきます。
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