〜令和7年4月から、「プラスチック資源」の回収がスタートします!〜
令和5年度の一日に出る市民一人当たりのごみの排出量は723gでした。一方、年間のリサイクル率は16・0%で、どちらも過去5年で横ばい傾向が続いています。
市ではこれまで、プラスチック製容器包装の回収を行ったり、ごみを23分類に分けて回収したり、ごみの減量化に努めてきましたが、赤磐市一般廃棄物処理基本計画で定める令和7年度達成目標のリサイクル率17・4%には届いていないのが現状です。
国においては、令和4年4月、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行され、新たにプラスチック使用製品廃棄物(製品プラスチック)のリサイクルを推進することとされました。
これを踏まえ、市でも一層の再資源化および減量化を目指し、令和7年4月から、現在回収しているプラスチック製容器包装に加え、製品プラスチックの回収を始めます。
捨てればごみになりますが、分ければ資源になるものもあります。この機会に、皆さんも「ごみの減量化やリサイクル」について考えてみませんか。
・ごみの種類組成(令和5年度)
市環境センターに出された燃えるごみのうち、ビニール・皮革・ゴム・合成樹脂の分類の中に「プラスチック資源」が含まれています。
・一人当たりのごみの排出量とリサイクル率
■1日に1人が出すごみの量723gってどれくらい?
卵パック(Lサイズ10個入り)
↓ 1カ月にすると…
お米20kg
身近なものに例えると、こんなにも多くのごみが出ていることが分かります。
■プラスチック資源となるごみの種類
◆NEW!新たに回収を始めます
◇製品プラスチック
プラスチック素材100%でできていて、1辺50cm、厚み0.5cmまでのもの。
金属やねじが含まれているものはプラスチック資源になりません。
※詳細は本紙をご覧ください。
◇出す前にCHECK!“折りたたまない、まとめない”
(1)ひも状・シートのものは、50cmまでに切る。
※機械に巻き付いて、故障の原因になります。
(PPバンド、荷造りひも、ブルーシート、レジャーシートなど)
(2)プラスチック素材100%のみ回収。布・金属部など異素材は、取り外してプラスチックのみ出せます。
・ボールペンは芯を出す。
・布製のひもが付いているものは外す。
(3)一辺の長さが50cm以上のものは粗大ごみに。厚みが0.5cm以上のものは燃えるごみに。
・50cm×50cm×50cm(50cm以上のものは出せません。)
◆すでに回収しています
◇プラスチック製容器包装
プラスチック製の商品の入っていたもの(容器)や包んでいたもの(包装)のこと。
・このマークがついているものが対象です。
※詳細は本紙をご覧ください。
詳しい内容は、広報あかいわ4月号と一緒に配布する「ごみ分別マニュアル」の4~5ページをご確認ください。
■ごみを減らすために今すぐ実践できる取り組み3選
1.捨てることを考えて必要ないものは買わない
買い物に行く前に冷蔵庫の中身をチェック!必要なものをメモしていくことで、ごみを減らせるだけでなく、節約にもつながります。
2.生ごみはできるだけ水分を切って捨てる
生ごみは多くの水分を含んでいるため、よく切ることでごみの減量化につながります。また、市では生ごみ処理容器の購入に補助をしています。ごみを減らすためにもぜひご検討ください。
3.人に譲る
自分には、必要ないものでも必要としている人はたくさんいます。フリーマーケットやリユースショップを利用し、再使用に努めましょう。
問合せ:環境課
【電話】955-5347
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