■休肝日を決めていますか?~アルコール依存症になる前に~
お酒を飲んでストレスを解消するという人は多くいます。アルコールには気持ちをリラックスさせたり、血液の流れを良くする効果があり、発想の転換やコミュニケーションを円滑にするなどの効用をもたらすこともあります。しかし、大量の飲酒を続けていると、やがて毎日お酒を飲まずにはいられなくなり、お酒を飲めないことがストレスになってさらに酒量が増える危険性があります。
自分で飲酒のコントロールができなくなる状態をアルコール依存症といいます。アルコール依存症はうつ病を併発するケースも多く、自殺の危険性が高まるというデータもあります。心身ともに健康を保ち、楽しくお酒と付き合っていくために、週に2日は休肝日を作りましょう。適量の飲酒と休肝日を決めることで、アルコール依存症を防ぐことにつながります。
◇こんな症状はありませんか?
・飲みたい気持ちを抑えられない
・酒量を減らそうとするが、上手くいかない
・飲む量や2日酔いが増えた
・手のふるえ、発汗、眠れないなどの症状がある
・飲み過ぎによる健康問題がある
→思い当たる症状があれば、アルコール依存症が疑われます。早めに専門機関などに相談しましょう。
◇アルコール相談窓口
備北保健所…高梁市落合町近似286-1【電話】21-2836
メンタルセンター岡山(岡山県精神保健福祉センター)…岡山市北区厚生町3-3-1【電話】086-201-0850
問合せ:健康づくり課
【電話】21-0228
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